「エンドロール後におまけカットあり」仕掛人・藤枝梅安2 jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロール後におまけカットあり
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展開は比較的単純ではあるものの、テンポよく進むため退屈さを感じることはなかった。
エンドロールに英語の字幕が入っていたり、江戸のカットに富士山が大きく描かれていたりと、海外の観客を意識したと思われる部分がいくつかある。
一方、彼らが最も好むであろう刀を格好良く振るうサムライは全て敵役になっている。敵役の派手な殺陣に対して、主人公側の戦闘シーンはやや地味であり、主人公達の仕掛人というキャラクター設定を外すことなく描かれている。
人物を雨に投影させて回想を表現するなど、ところどころやりすぎと感じる演出もあるが、商業的な成功を意識しつつも原作を蔑ろにしない作品づくりには好感が持てる。
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