「胸張っていきましょう」サヴェージ・ウーマン 美しき制裁 marさんの映画レビュー(感想・評価)
胸張っていきましょう
原題は「善き女性とはめったに出会えない」だろうか。
古臭い「善き」なんて観念はカチ割ってやんよって感じの痛快さだった。
エンタメとしてまずは100点満点。
苦労も苦悩もする生身の女性がいて、姿が見えない”世間”の冷たさがあって。
んでも清掃員(かわいそうだった)のおっちゃんがいたり、
我が子が壁を乗り越える瞬間があったり、人生やっぱり捨てたもんじゃなくって。
スーパー店員のあいつみたいなゲスさにどう対処できるか。
自分が自分であることに胸張っていきましょうっていう
そういうポジティブさが感じられる作品だった。
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