「好きが拓いた道」さかなのこ だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
好きが拓いた道
クリックして本文を読む
できないことがいっぱいあるけど、好きなものを追い続けることで道がひらけたと言う話がとても好きで、その期待を裏切らない良き話でした。
魚が苦手なのに、夫ともう一人の息子にも魚を食べさせ続けた母は、中々に狂気だけども。
ヒヨや総長や籾が、ミー坊を眩しく思うのと多分同じ気持ちで、ミー坊を見ました。
凡人はミー坊ほど好きなものは見つけられないし、ミー坊ほど好きを続けられない。ひとつのことだけを突き詰めるのは、相応しくないとして梯子を外されたり、自分で諦めたりする。それが多分、統計的に見て妥当なんだよね。でも、そうはしない、そうはできないひとが、自分だけの道を拓いたって話。今から自分はミー坊のようにはなれないし、ならなくていいとも思っているのに、すごく感動するのは、なんでかな?よくわからないけど。
コメントする