「話せる魔法動物」イーダと動物たちの魔法学園 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
話せる魔法動物
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ドイツの児童書作家マルギット・アウアーが2013年に出版したシリーズ「コーンフィールド先生とふしぎな動物の学校」が原作、動物たちと話せるのはドリトル先生が著名だが本作は動物たちが話せる魔法動物という世界観。
お話はアイダがシングルマザーの母の仕事の都合でウィンタースタイン小学校に転校、なんと担任のメアリ・コーンフィールド先生も新人で変わり者、人と対話できる動物を集めている兄のモーティマー・モリソンを教室に連れてきてカササギのピンキー登場、子供たちに魔法の動物のことは秘密にするように約束させアイダには狐のラバット、友人のベニには亀のヘンリエッタが託されます。学校で謎の盗難事件が発生、アイダやベニは動物たちと手を組んで犯人捜しの冒険が始まります。校長の決めつけから退学にされそうなアイダたちをクラス全員が守るあたりは感動もの。
テーマは子供たちにすべての生き物に対する信頼と友情の大切さを説くことなのでしょう、亀のブレークダンスなんて初めて観ました、動物たちのCGもアニメっぽく可愛くてコミカルだし、泥棒探しのサスペンスあり、ミュージカル映画の様な歌や踊りのシーンあり、両親の不仲が子供に与える影響の怖さなど実に丁寧に作られたファンタジーでした。主役の子供たちは3,500人以上のオーディションで選ばれたそうです、熱演でした。
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