「悲しき母の愛…」ブラック・クラブ ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しき母の愛…
クリックして本文を読む
離れ離れになってしまった娘の安否も分からぬまま、敵の攻撃を受けながら、軍の命令によって、凍った海をスケートで渡り切り、味方の軍に荷物を渡すという過酷な任務を与えられる。その後の身の自由と娘に会うことを夢見ながら、命懸けで任務を達成するが、届けたその荷物とは生物兵器だった。娘がどこかで生きていることを信じ、生物兵器が使われぬよう、自身とともに自爆するのが何とも悲しい結末。凍った海をスケーティングするという発想や銃撃戦は緊迫感あったが、時代背景や、味方や敵が何者なのか、主人公自身の経歴や生い立ちなどが全く明かされぬまま進み、結局分からず終い。最後までそれがネックでいまいち感情移入できなかった。
コメントする