バッドガイズのレビュー・感想・評価
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海外の3DCGアニメ作品でよく見る、「ひたすら美麗で緻密な映像」を...
海外の3DCGアニメ作品でよく見る、「ひたすら美麗で緻密な映像」を予想していたが、良い意味で裏切られた。とにかく演出がいい。3DCGで「絵柄が変わる」(マンガで言うところの、ギャグシーンで劇画風になる、のような)表現ができるのか!と驚いた。
また、本筋とそれ以外をストイックなまでに峻別し、しかし本筋以外のシーンもギャグに昇華することで取りこぼさない姿勢がよかった。つまりどういう話だった?と聞かれて容易に要約できるのに、それ以外の点でもお腹いっぱいになったという感慨がちゃんと残る。「あれってどうなったの?」もない。
キャラクターの描写も上手いと感じた。キャラクター一人一人を紹介しつつ、相関関係の中で内面を見せていくやり方に技術の高さが光る。才能(=舞台装置としての役割)を提示するだけでなく、ガッツリキャラクターの魅力を見せつけてくれるから、スムーズに好きになれる。ウルフがスネークを好きなように、鑑賞者もスネークを好きになれる。
本筋それ自体を切り取って考えると、ちょっと陳腐に感じてしまうのもわからなくはないのだが、しかし「この映画の中では」きちんと説得力があった。というかそもそも、これは悪役の更生というより、存在に対する愛というか、自由意志の尊重というか、そういう話なのだな。「どんな君でも好き」の嘘くささをいかに打ち破るかという点では、かなり頑張った方の映画だと思う。そこにこの映画の全てが投射されているかもしれない。
よかった
4歳の娘と、87歳の母と3人で見る。子どもが最後まで飽きずにしっかり見ていた。自分はまあまあ面白かった。登場人物で好きな人がいなくて、誰かを好きになれたらよかったと思います。アクションはかっこいい。
予告で流れていたビリー・アイリッシュの『bad guy』がどこで流れるかと思ったら全く流れなくてがっかり。
意外と子ども向けじゃなかった!
きっと子ども向けなんだろうと思ってスルーしてましたが、もしや動物版ルパン的な案外大人が見ても面白いのかな?と思って見てみました!
いや〜ツッコミどころは至る所にあるんですけど、
(鮫とピラニアが地上で普通に生きてるし)
でもまぁ一番の悪党はバッドガイズじゃない(笑)
世間から悪党と思われてそのまま真っ当に悪党をやってるウルフ達よりも、
昔は強盗とかやってたキツネ女子のクリムゾンが世間を欺いて善人の知事のフリしてやっぱり影ではまだクリムゾンとして活動もしてて、こっそりバッドガイズ達を助けてもまた表舞台では善人の知事の皮を被って生きてる彼女のほうがよっぽど悪党〜(笑)拍手!!!
ま、モルモットの教授も善人のフリしてた、そして最後は悪事がバレて(若干濡れ衣でもあるけどまあ良しとして)逮捕されるって、お約束の展開だけど、
またルパンみたいに「さーて次の悪事は何やろっかな〜」みたいな終わり方、キライじゃないです(笑)
知事をしながら悪党であり続けるキツネが、強い女子がやっぱりかっこ良いのと、
スネークの声の安田顕さん、良い仕事してました!
スネーク、なんか憎めない(笑)
映画の設定としてのツッコミどころを気にしなければ、意外にも大人も楽しめる面白い作品でした!
台詞回しが良い
現代的な童話みたいだなぁと思いました。
人を外見で判断しちゃいけないよ、ちゃんと内面を見ようね、人には優しくしようね
そりゃ生きてきてずっと周囲から恐れられてたら、じゃぁお望み通りグレてやるわい!ってなる。
そして知事が、(要約すると)お粗末な犯行と言うのも分かります。
だって子供の癇癪みたいなもんだもの。
ちゃんと伏線もあるし、おまけみたいにクスッとしちゃうオチ回収もあるし、展開的にはすんなり話を観れました。
ちゃんと改心してるし、罪をなすりつけられた時にすぐに疑われたのも身から出た錆だし、良かったです。
あと登場人物全員の台詞回しがかっこよくて好みでした。
知事、自分の罪を告白しようとしてバッドガイズに阻まれた上に教授が罪を被ったけど、いやそれはそれでいいの?とは思った。
興奮そのままパンフもファイルも買っちゃった
ニック(ズートピア)の強火ファンである私がミスター・ウルフに惚れないなんて、あるわけない
もれなくミスター・ウルフの強火ファンになりました
大好き、カッコいいよ〜!!!!!!
展開がベタだったり突拍子無いシーンがあったりするけど、ここぞという部分はしっかり捉えてこちらを話に惹き込んでくれる
冒頭のカーチェイス、ラストの怒涛のアクションにアドレナリン出まくり、目がほの字
胸熱友情シーンもちょっとした胸キュンダンスシーンも最高!
続編やって欲しい〜^_^
全くイメージの違う仕上がり!良い意味で
予告編からは想像できない展開でした。良い意味で。
全体的なイメージはルパン3世のアニマル版という感じでしょうか?チームの程良い距離感と個性が素晴らしいと思います。キツネ🦊に⭐︎3です♪
アメリカンテイストも味わえてgood!
88
わが良き狼
最近の映画にありがちだが、過剰にアクションや小ネタをぶちこみすぎて全編慌ただしく、ストーリーを熟成させる余裕もなくて、かえって「退屈で、退屈で…ならねえ(あくび指南)」となった。途中何度か寝落ちしそうに。
「ズートピア」や「SING」と違って主要キャラ以外は人間なので、変装以前の問題でバレないはずがないと思う。サメやピラニアなどの水棲生物が陸上を闊歩しているのもナゾだ。擬人化された狼が猫を救うというのも、鼠のミッキーが犬のプルートを飼うのと同様、価値観の混乱がある。
タランチュラ役の声優を担当したファーストサマーウイカは、はからずも顔つきが激似。
Animal speed MEGA MAX😂
YouTubeで英語版予告を見たら雰囲気が良かったので、字幕版で鑑賞しました!
良い意味で予告に裏切られた爽快感のある映画でした!!
普通の人間が生活しているのに、キツネの知事や教授のモルモットがいる世界観が良かったです笑
有名な犯罪組織の動物メンバーが歩いているだけでも目立つのに、覆面なし強盗をするのも狂っていました😂
V8!!のような車に定員数オーバーでバッドガイズ乗っているのもおもしろかったです。
予告のイメージから毛玉野郎が黒幕だと思っていましたが、結局みんな$目当てだったのが笑えました。
スネークが敵に寝返ったり、キツネの知事が味方になって助けてくれたり、予測出来ない展開があって楽しめました!
アクションはスピード感があり、ガジェットもこだわりがあって良かったです。
他の方もレビューで言ってましたが、子供には見せたくない内容ですね😂
最高にクレイジーでファンキーでイカしたやつら
息もつかせぬほど、勢いがあって、楽しい映画でした!
字幕で見たかったけど吹き替えしかなくて見ましたが、それでも声優とキャラと一体化していて違和感なく楽しめました。
街の描写がとてもリアルで綺麗!アニメだけど、洋画見ているようでもあり迫力がありました。
ピラニアの歌がうまいなと思ったら、河合くんだったんですね、びっくり!タランチュラも可愛かった。
ウルフが褒められてヒュンと大人しくなり、尻尾振ったりするのがめちゃ可愛い。
あと捕まった時の囚人服がまた可愛い。
そしてダイアン最高!
かなりイカしてました。
ウルフとのダンスシーンもそうだし、助けに行くところとかカッコいい。
見た目で判断していたら、中身も悪い奴になったりするけど、ちゃんと認めてくれる人がいたら、変われるんだっていう、お話でした。
…ん?変わったのか?
とにかく、最高にクレイジーでファンキーでイカしたやつらでした。
吹き替え版の出来に違和感を抱いた作品もありましが、今回は大成功
「シュレック」 「ボスーペイビー」のドリームワークスの最新作。
憎めない、愛すべきキャラクターが集まった怪盗集団の活躍を描く、子供も大人も楽しめる快作だ。
原作はオーストラリア発の児童漫画シリーズ。
カリフォルニア州、ロサンゼルスのとある街で、リーダーで天才的スリ師のミスター・ウルフ(尾上松也)が率いる悪名高き怪盗集団バッドガイズは、銀行強盗を成功させるといつものように警察を煽りながら逃走していました。
アジトに帰ると金庫破りの達人であるウルフの親友スネーク(安田顕)の誕生日を、近接戦を得意とするピラニア(河合郁人〈A.B.C-Z〉)、天才ハッカーの紅一点タランチュラ(ファーストサマーウイカ)、変装の達人シャーク(長田庄平〈チョコレートプラネット〉)と祝います。
一同が今回の強盗に関するニュースを見ると、街の知事である狐のダイアン・フォクシントン(甲斐田裕子) は彼らのやり方を時代遅れと批判したのです。これにはスネーク、シャーク、タランチュラ、ピラニアが憤慨するなか、ウルフは美術館で開催されるパーティーに乗り込み、名だたる怪盗が盗めなかったお宝である金のイルカを盗む計画を実行しようとメンバーに持ちかけます。
パーティー会場で、それぞれが着実に役割をこなしていく中、ウルフは自分の出番が来るまで来客達から金品をひったくっていました。けれども一人の老婦人(京田尚子)のハンドバッグからお金を取ろうと手を伸ばした矢先に、老婦人は階段から落ちそうになってしまうのです。しかし、偶然ウルフがバックの持ち手を掴んだことで大事にならずに済むのですが、老婦人から助けてもらったことに関して褒められてしまい、ウルフは嬉しさのあまり尻尾を振ってしまうのでした。
ピラニアの助けもあり、金のイルカが展示されている部屋の入り口の警官を無力化することができたウルフとスネークは警備システムをタランチュラにハッキングしてもらい、無事盗み出すことに成功するも警察に捕まってしまいます。
しかし、護送車に乗せられる寸前にウルフは、パーティーで金のイルカを賞のトロフィーとして授与されるはずだった街の名士であるルパート・マーマレード4世教授(山口勝平) にある提案を持ちかけます。それは、バットガイズをグッドガイズにするという実験でした。スネーク達は困惑するも、ウルフは良い奴になれば誰も自分たちが悪事をやっても疑わないと説明し、一同は納得するのでした。
減刑を条件に実験を開始するも、この実験の裏で世界を脅かす巨悪の陰謀が動いていたのでした。
冒頭、2分25秒にも及ぶ一連の食堂のシーンで、一気に心をつかまれるはずです。犯罪映画「オーシャンズ」シリーズやアニメ「ルパン三世」の風味を感じさせつつ、とにかくテンポが良く、予測不能。
さらにドリームワークスのお家芸とも言える、笑わせ、泣かせる筋立てが絶妙なんです。また善悪逆転のドンデン返しも、本作でも健在。ワルの代表格であるバットガイズだって、いいことをしでかし、ウルフなんて何度もシッポをフリフリ感激するし、何よりも盗品を投げ打ってまで、仲間を救おうとする絆が素晴らしいのです。そしてバットガイズの上を行く、伝説の盗っ人が、登場する善人ズラの人物の中に潜んでいたのです。その意外な真相にはビックリしました。これなら充分大人でも楽しめることでしょう。
ところで大半の映画館で日本語版のみが上映されますが、吹き替えもとても良く仕上がっています。ウルフ役を担った尾上松也をはじめ、それぞれのキャラクターに見事にはまっていたのです。
特筆すべきは、スネーク役の安田顕と、天才ハッカーで毒舌のタランチュラに声を当てたファーストサマーウイカ。声の心地よさと表現の豊かさに感銘を受けました。過去には知名度を重視した配役のせいか、吹き替え版の出来に違和感を抱いた作品もありましが、今回は大成功と言って間違いないでしょう。
本作公開後の2022年4月、監督のペリフェルは「ぜひ続編をやりたい」と語ったそうです。
最後までワルたっぷりだ!!
【総合評価】4.7
ド派手なアクションと音響、息もつかせぬ掟破りなストーリー展開とまさに映画館で観るのにピッタリな名作。
義賊ものではない(主人公達は普通に悪党してる)のと、モルモット好きの人にとっては要注意。
個人的にはダイアン知事がめちゃくちゃ好きです。伏線の張り方やここぞという場面でのどんでん返しはまさに最高。続編が来て欲しいですねぇ……
映像:4.5
ストーリー:4.5
ラスト:4.5
テンポ:5
予備知識:5
実はシニカルな映画
ストーリーや演出など、細かなところは気になるが、テンポの良いアクションや音楽、主人公のカッコ良さなど、アニメとしては十分楽しめる。
あと、メインキャラクターが皆タレント声優なんだけど、全員すごく上手で違和感なく観ていられた。
ただ、もちろん映画自体はファミリーでも観られる様に「いい話」風にまとめられているものの、総合的に見てかなりブラック…というか微妙な要素を含んでいるので、本来は皮肉やブラックジョークがちゃんと理解できる人にオススメの映画なんだろうなとは思う。
えっ?義賊の話じゃないんだ・・・。
見た目が悪いってだけで世間にレッテル貼られて相手にされず、結果として悪事に手を染めることになり、今や知るものすべてを脅かせる悪党集団・・・バッドガイズです。
日本で言えばアニメ版のルパン三世ってとこですね。監督さんは「ルパン三世 カリオストロの城」のファンのようで随所にオマージュ的な演出を加えつつ、大変疾走感のあるテンポの良い作品に仕上がってました。
ただ、善、偽善、必要悪、悪・・・の定義の仕方が非常に曖昧で、「えっ?これは、良いことなの?それとも?」みたいなシーンが多発し、大人でも倫理観が乱される状況でした。
特に冒頭の銀行強盗。周囲の市民がバッドガイズを恐れるのはレッテル表現として良いとして、銀行強盗は小悪党レベルを超えて悪党です。これやったら善良な市民に直接迷惑かけるから弱い者イジメにつながります。
つまりのっけから間違いなく義賊じゃないのですよ。
アニメのルパン達が支持されるのは基本義賊で必要悪だからです。カリ城の冒頭も国営カジノの金庫破りですからね?悪いことした権力者の遊び金盗んでなにが悪いっていう大義名分があります。まあ、それも苦しい言い訳ですが。
マスタングライクなスポーツカーの、いかにもレシプロエンジンぶん回してます的なアクセルワークとシフトチェンジ、ハンドル捌きは本当に素晴らしいんだけど、倫理的なもやもやが終始頭をよぎり、何か爽快感に欠けるのですよね。CO2撒き散らしてる割には(笑)。
映像面では秀逸なだけにもったいないと感じました。
最後に。過度な地球温暖化対策、ルッキズム、ポリコレ要素、SNS情報拡散、過剰なエンタメ的募金活動などを設定や演出で間接的に「皮肉る」ところは製作者のバッドガイ的要素が鮮明になっていて私としては楽しかったのです。気づいた人居たかな?(笑)。
では。
「悪くてもいい人に生まれ変われる」
今年114本目。
人のために何かするようになる。利他の精神ですね。悪い人もそうなれると言う映画。
原作はオーストラリアの作家アーロン・ブレイビーの児童書シリーズで米国でベストセラーリストにも入った人気作。
「ボス・ベイビー」のドリームワークスの作品だが見た後心に残るような深いテーマになっている。
アニメーションのクオリティは高いが急展開が多い
本作はバッドガイズという盗賊集団が世界の危機を救う?
という予告編だったが
それを期待するとちょっとずれている感じがする
アニメーションのアクションやセリフ回しはよかったが、
全体的に急展開が多い感じがする
黄金のイルカを盗もうとするが失敗し
マーマレード教授のもとで
改心するためのレクチャーを受け
もう一度イルカを盗もうをするが
今度は隕石を盗んだ冤罪でバッドガイズは捕まってしまう
実は事件の黒幕はマーマレード教授だった
マーマレードの陰謀を阻止するために
怪盗だったダイアン知事と協力する
というのが大まかなストーリーだが
多くの点で急展開が多いが多い気がする
しかも隕石のパワーを使ってすることが
寄付金を横取りするためという目的というのがどうなんだろうか?
子ども向け映画っぽいので細かいことを考えないほうがいいかもしれないが
ウルフ、スネーク、タランチュラ、シャーク、ピラニアは
世間的に嫌われているので盗みしかやれないということを
劇中で伝えたかったかもしれないが、
ストーリー的にちょっと中途半端だと思った
アクションシーンはとてもクオリティが高いと思うので
深く考えないで観るのなら満足すると思うが
ストーリー的に気になる部分がある人は
合わないかもしれない
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