「クマは子供をさらったりしません」“それ”がいる森 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
クマは子供をさらったりしません
ビックリするくらいひどい。趣味が合わないとか、好みじゃないとか、難解すぎるとか、そんなレベルではない。
人間ドラマを微塵も感じることができない薄っぺらいシナリオ、棒演技で応酬する子役達、一晩で考えつくようなプロット、トドメはヤツのフォルム。銀色の物体が登場した時から嫌な予感はしたんだけど、笑わせにきてるよね。すべり芸で。
本来は70分程度に編集できるものを107分に伸ばしているから、ヤツの登場シーンまでやたらと時間がかかる。あのフォルムを見せたらそこで終わりだから、見せたくないのも理解できるけどね。
ひどいなりに伏線回収だけは、しっかりとあります。なんの感動もありませんが。
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