「シアン強めでグルーヴィにいっちゃう?」グッバイ・クルエル・ワールド Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
シアン強めでグルーヴィにいっちゃう?
北野武かタランティーノか、、、
あるいはオリバー・ストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のようでもある。
血しぶき飛び交うアクション作品だ。
画面の色調も青が勝ち気味で、よりクールに、よりプラスチッキーな感じを醸し出すので、大きめのボリュームで入っているグルーブ感強めの挿入歌群との相性がとても良い。好きなトーンだ。
印象的だったのは、アンザイ(西島秀俊)の元舎弟・飯島を演じた奥野瑛太だ。行き場を失った″どチンピラ″の姿を見事に演じ・・・というより、憑依させていた。
ホンモノだった。
違和感なくラストまで見続けられたのは、キャスティングが素晴らしかったからだ。
西島秀俊、大森南朋、鶴見辰吾、奥田瑛二、モロ師岡、斎藤工、玉城ティナ、宮沢氷魚、三浦友和、片岡礼子、、、
みなさん、ビッタリはまってました。
ありそうで、実は、なかなかない、素晴らしい映画だった。
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