「覚悟の足らない脚本(偉そうな言い方ですみません😫)」グッバイ・クルエル・ワールド グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
覚悟の足らない脚本(偉そうな言い方ですみません😫)
『楽園』とか『ひとよ』もそうでしたが、いわゆる〝世間〟を一括りに描き過ぎではないでしょうか。
地方の狭い人間関係の中ではありがち、ということ自体決め付けが過ぎると思います。地方に暮らす方々を舐めてませんか。
かと言って、日本社会が平均的に寛容で多様性や更生に対して成熟した対応ができているのか?と言えばかなりお寒い状況なのも事実です。
要は、村落や住宅圏の規模に関わらず、元異分子だって今ちゃんと努力している人を、排除するのではなく受け入れようではないか、という寛容な考えの人だっているし、本音はともかく、同調圧力だけで手のひら返しに加担するなんて、俺はできない❗️という人は少なからずいるはずです。
仕事だろうが、人間関係だろうが、〝複雑〟なものには調整するための労力や時間的なコストがかかります。物語を複雑にすることに対して、丁寧にテーマを掘り下げたり、伝える努力を惜しむというか覚悟の感じられない脚本になってしまってるような気がします。ラストの二人の出会いの安易さはかなりいただけないものでした。
『ブレットトレイン』などは、初見の人には分からないところまで(これはこれで別の意味で、覚悟がいる構成だと思います)、キチンと伏線を張り、しっかりと(決してとってつけた感じではなく)回収を図っているから分からないままでも面白いし、また見たくなる。そして二度目の鑑賞ではなお一層面白い‼️
この辺りの比較をするには、ちょうどいいタイミングなので、未見だけど確認なさりたいという方は是非‼️
今晩は
大森監督は振れ幅が大きい監督ですが、今作は微妙でしたね。
何でかなあ・・。
韓国拉致映画を観た後だったことも影響したのかなあ・・。
緊迫感が、全然違うんですよ‥。(涙)
勿論、脚本も・・。
明日から、又、辛いじゃなかった、楽しい会社です!
オイラ、頑張ろう!では。