フレッシュ

配信開始日:2022年3月4日

解説・あらすじ

「キャプテン・アメリカ」シリーズのセバスチャン・スタンと、ドラマ「ふつうの人々」のデイジー・エドガー=ジョーンズが主演を務めたサイコスリラー。理想の男性に巡りあったはずの女性が彼の抱える異常な欲望によって恐怖の底に突き落とされていく姿を、ブラックユーモアを散りばめながらポップに描き出す。マッチングアプリでの出会いにうんざりしていたノアは、スーパーでスティーブという魅力的な男性と知り合う。瞬く間に恋に落ちた2人は、週末をスティーブの別荘で一緒に過ごすことに。森の奥の豪邸で夢のような時間を過ごすノアだったが、やがてスティーブは恐ろしい本性を現しはじめる。Diseny+で2022年3月4日から配信。

2022年製作/114分/アメリカ
原題または英題:Fresh
配信:Diseny+
配信開始日:2022年3月4日

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映画レビュー

4.0 Icky Kidnapping Tale

2022年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

Fresh is a dating nightmare: What if the nice guy you give your number is a cannibal and locks you up and eats you alive? Pretty grim content for Disney+. The film is a rather stylish, film festival crowd pleaser. Adam McKay in the production keeps things up to speed, while Mimi Cave proves she's a promising director that can deliver a well told story. Stan dances in American Psycho territory.

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Dan Knighton

4.0 オシャンなカニバリズム

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿

食にこだわりのあるカメラワーク、口元や食べ方、野菜のフレッシュ感 おしゃれでセンスのよい映像とホラーとのバランスが絶妙

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ゆうき

3.0 人肉

2023年7月17日
PCから投稿

プロモーション画像ではDaisy Edgar-JonesとSebastian Stanがいて、赤地にサイケデリックなゆがみでFreshとロゴされている。(filmarksのサムネで使われている手パックとは違う画像です。)

映画をよくご覧になる方ならご同意いただけると思うが、プロモーション画像をパッと見て「センスいいな」と感じた映画は、たいてい映画もいい。

まっとうなプロダクトは映画以外もいいのであって、ポスターデザインはダメだけど映画は良かった──というパターンはあまりない。(と思う。)

監督はmimi caveという人で来歴にはミュージックビデオやショートがあったが(長編)映画はこれがデビューになっている。が、演出は確か。センスも画像に感じたとおりだった。

映画監督が初回作品からプロフェッショナルな素地をもっているのに接するたび日本映画と比較してしまう。この稟性なセンスの格差はなんなんだろう。

まあそれはいいとして。

海外ホラーにはアスター級の大物も次々にあらわれるが、ぴりりとからい山椒な小品にもたびたび出くわす。さいきんだと(じぶんの見た範囲なので網羅性はないが)スマイル、ナイトハウス、ボディーズボディーズボディーズ、The Rental、The Stylist、セイントモードなど、小粒だけど光るところをもったホラー、Freshもそんな佳作だった。

ヒロイン役ノア(Daisy Edgar-Jones)はマッチングアプリで出会いをさがしていて冒頭その失敗例からはじまる。

カニバリズムをあつかうホラーだが、一方で噛み合わない男女のデート描写が妙にリアルで可笑しい。

批評家も肯定に振っていてRottenTomatoesは82%と81%、imdbは6.7だった。

バッキーバーンズのSebastian Stanがこの映画では人肉食道楽をやっていて、若い女を捕まえて監禁し切除した部位を自分で消費したり富裕層に提供したりしている。若い女なのは、それがいちばん美味しいから。

ノアも捕まるが、演技で信頼を得て口淫するところまでもっていき陰茎を食いちぎって復讐を遂げる。

とはいえスラッシャーではなくコメディが主意で、言いたいのは男女関係の形骸性みたいなもの。明るいBerlin Syndrome(2017)という感じ。

ようするに意思疎通ができていない男女間は、勘違いしている男と、たんに力に屈して従順なふりをしているだけで常にその状況から逃げようとしている女の関係性のようなものだ。──と映画Freshは言っている。

主人公ノアはそういう気遣い(勘違いする男と調子を合わせる自分というポジション)をする出会い系デートにほとほと嫌気がさしている。
そんな彼女の前に現われたスティーヴ(Sebastian Stan)が珍しく当たり男かと思ったら人肉食いで、監禁して生かしながら部位を切除し食っていくとかぬかしやがった。(生かしておくのはFresh(鮮度)重視だから。)

結論はツいてないことと世にいい男がいないことへの嘆き。ゴアは控えめでEdgar-JonesとStanの尻アゴを見くらべながら楽しめた。

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津次郎

3.0 映像と音楽はポップだが、内容はエグい

2023年1月26日
Androidアプリから投稿

「ザリガニが鳴くところ」を見たことから、同作で好演していた彼女の主演作ということで視聴。
人肉食繋がりでは「RAW少女の目覚め」ほどエグくないし、テーマが難解でもない。
もっとカジュアルな作品。
とはいっても、家族やカップルでみるべきではない。

本作で描かれる「人肉食」は何か他のモノのメタファーではないだろうか?セクハラ&パワハラとか、(心理的)束縛とか、ヒモ男とか、依存とか…

そうだとしても、それらに立ち向かう女性の強さを描くのに、「人肉食」は使わないだろう、とは思うし、それを使うならもっとコメディ路線にする、ってやり方もあったように思う。

とは言え、主演2人は楽しげに演じていて、そういう意味でも楽しめる。

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みっく