ウィークエンド・アウェイ

最初から犯人はこの人だろうなと予想していたので驚きはなかった。
登場人物全員を怪しく見せようとするもストーリーが雑。
揉み合いになれば簡単に相手が死んでくれたり、自分から穴に落ちて即死したり、サスペンスなのに笑えた。
ベスの一撃で楽に相手をやっつけ、ベビーカー押しながら颯爽と芝生を歩き「ママ頑張ったよ、母は強し」的な終わり方が安っぽい

　役者の気持ち悪い演技と、誰も信用できないストーリーが面白かった。

　ベスの夫ロブと、家主のセバスティアンがずっと気持ち悪い。特にロブのねちねちした演技が絶妙。サイコパスっぽい。絶対なんか裏あるかと思ったらやっぱりあったね。ロブが真犯人なのは予想できなかったけど。

　登場人物みんな胡散臭くて、誰もが犯人になりそうな状況だったからドキドキ。男性陣に関しては、タクシー運転手のザイン以外クズしかいない。
　ザインでさえ良い人すぎて、最後の最後まで疑っちゃった。もしザインが悪い人だったら、ベスが救われないしショックだったろうなぁ。ロブとかいうクズ夫より、ザインとくっついて幸せになって欲しいわ。

２回目の鑑賞〜
一回目では気づかんかった伏線もちゃんと回収してくれてて、やっぱりすっきりする

サスペンスが凝縮されていて、無駄な展開引き伸ばしがなく、ほどよい緊張感と意外な展開で、脚本が良かった！

旅行先でのクライム・サスペンス。
英語が共通的に使えるものの、言語の壁があり
次々出てくる登場人物の怪しさもあり、
そんな中夫が駆けつけてきてくれる安心感…。

主人公の気持ちに寄り添えながら、ジェットコースターのように感情がぐらぐら。
良かった！