「私は、私を、私が、私も」ある惑星の散文 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
私は、私を、私が、私も
映画監督の彼氏との関係にズレを感じ始める脚本家の女性と、病気の為に不完全燃焼で舞台女優の仕事から離れたカフェ店員の話。
海外の映画祭に行っている彼氏とルイのスカイプでのやり取りと、公園で兄貴と近況や昔話を語る芽衣子の様子を行ったり来たりしながらみせていく展開で、早々に2人は顔を合わせるけれど…。
たっぷりまったり時間を使い機微をみせていくけれど、芽衣子のパートは要りますか?
なんだかルイのオマケの様に感じてしまうのだけれど、その割にかなり尺を使っているし。
ルイとアツシのそれまでのプライベートと仕事のスタンスがよく見えないから何とも消化不良だし、芽衣子にいたっては病気の切っ掛けや経緯や現在の状況が解らないから、ただの演劇スノッブか構ってちゃんの様にみえてしまうし。
散文詩を語らせたかっただけなのかな?
内容の割に余りにも長過ぎて冗長だった。
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