「察しが悪すぎるまきもと君に笑わされながらも心揺さぶられる良作」アイ・アム まきもと あささんの映画レビュー(感想・評価)
察しが悪すぎるまきもと君に笑わされながらも心揺さぶられる良作
驚くほどに察しが悪く、空気の読めないマキモトくん。
故人のために、ただ真っ直ぐに、愚直に奔走している。
時にはその姿が非効率で非常識に映る場合もあるが、
その真っ直ぐさに誰もが心打たれる。
最後はマキモトの粘り勝ちなるか!?
“孤独死”がテーマとなる本作、少子高齢化が加速し、2025年には超高齢化社会へと突入する我が国は、決して他人事ではないのだ。
描き方によっては重く暗くなりがちなストーリーを阿部サダヲマジックで軽やかに、コミカルに、だけど心が温かくなるような作品となっている。
怒鳴り散らす警官・神代との交流はユーモアたっぷりで声出して笑ってしまうほど。
トロフィーのシーンも🏆爆笑よね。
ラストはまさかの展開です!脇を固める俳優陣も素晴らしかった。
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