「【東北新幹線に乗る機会の多い方、設定エラーに気が付きませんでしたか】映画終盤、八戸に向かう新幹線の座席の件です。」月の満ち欠け WAIさんの映画レビュー(感想・評価)
【東北新幹線に乗る機会の多い方、設定エラーに気が付きませんでしたか】映画終盤、八戸に向かう新幹線の座席の件です。
ラストの、「秘密」のビデオ映像を見て涙を流すシーン。小山内堅(大泉洋)は、東京から八戸に帰るために新青森行きの新幹線に乗ります。
乗った座席は3列の席。窓から流れる景色は右から左へ流れました(←←←・・という感じ)
ここで、東北新幹線を関東地方から東北方面 仙台 盛岡など、帰省や出張などで利用される方気が付きませんでしたか?
北に向かい東北新幹線の、進行左側は、二列のDE席のはずです。
あの状態では、新幹線は東京方向に向かっているような景色の流れ方です。
車両の座席はE2系っぽいです。
時代考証でも少し気になりました。
(再度チェックしないと断定できませんが、一瞬映った新幹線は、金沢に行くE7系のように見えました。(これは見間違いかも。・・・もしもE7系であったなら2014年登場なので時代が合いません。)
八戸以遠、新青森への新幹線延伸は、2010年12月です。18歳の小山内瑠璃 小山内梢(柴咲コウ)母子が亡くなった交通事故は「8年前」。 これが微妙な感じです。(ギリギリ合うのか?合わないのか。)
特に座席の向きは、エラーが良く起きます。(アニメ映画 君の名は でも 西に向かう新幹線なのに、進行左側が二列の席でした。・・・これもすぐ気が付いた。東海道新幹線に座席を選んで乗るから。)
最後になってこれが気になってしましました。
・マニア的にみると、正木瑠璃(有村架純)が轢かれた踏切の遮断機は、2000年代以降の新型機種で、ちょっと違和感がありますがまあこれは重箱の隅でしょう。
・どうだっただろうかと思うのが、三角哲彦(目黒蓮)が正木瑠璃(有村架純)に差し出す缶ビールの袋、レジ袋 あの時代にあっただろうか? (これは記憶の糸をめぐっているところです。)
Waterlooさん、コメントありがとうございます。
車両の形式はともかくとしても、座席の向きは配慮すべき事項ですよね。
(撮影は貸切車両でしょうから自由も効くと思うのです。)
映画製作者、演出の方に覚えておいてほしいことだと思います。
外観はE7系でした。しかも新青森行きでした。列車、時代設定上ともありえないはずです。フィクションと思いましょう。はやぶさが途中福島に停まるとか、社内アナウンスの停車駅案内もフィクションでしたし。原作では年代は確かに符号していました。ご投稿者のお気持ちはよくわかります。鉄分多めの視聴者にとっては、もったいないラストシーンでしたね。