「知られざる流浪の民」山歌 赤い彗星さんの映画レビュー(感想・評価)
知られざる流浪の民
里に馴染めず、山の中で暮らす山窩と呼ばれる(厳密には本人たちがそう言っているのではなく、あくまでも里側の人間がそう呼んでいた)流浪の民が、主人公の受験生と徐々に距離をつめ、交わっていく姿を大自然の脅威と対比させながら描く。
里側の正義が、必ずしも山側の常識ではない、というジレンマが終盤で爆発するまで続くが、若い二人の主人公の瑞々しさにただただ救われる。
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里に馴染めず、山の中で暮らす山窩と呼ばれる(厳密には本人たちがそう言っているのではなく、あくまでも里側の人間がそう呼んでいた)流浪の民が、主人公の受験生と徐々に距離をつめ、交わっていく姿を大自然の脅威と対比させながら描く。
里側の正義が、必ずしも山側の常識ではない、というジレンマが終盤で爆発するまで続くが、若い二人の主人公の瑞々しさにただただ救われる。