「持つべきものは良き友だった。」破戒 ぐでやまさんの映画レビュー(感想・評価)
持つべきものは良き友だった。
小学生のころ図書館に置いてあった
マンガで読破シリーズで出会った作品「破戒」。
その頃の私にとって身分制度は理解し難く衝撃的だったことを覚えている。
こんなにも純粋な人間を、
穢れが多いと決めつけ迫害する。
穢多だというだけで、石を投げられ、勉強の機会を奪われ、感情で動くことさえ許されない。
すべては、穢多だから。
孤独に生きる丑松が「父からの戒め」を破るとき、
新たな人生がはじまった。
1人で戦っていた彼はもういない。
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