「王道な素晴らしさ」破戒 タカシさんの映画レビュー(感想・評価)
王道な素晴らしさ
原作も木下版映画も観ていないが、素晴らしい。観にきている人は年配の方が多かった。若い人が観ても楽しめるのに。部落問題を社会問題の一つとして相対化させることを許さない厳しい態度は、あらゆる社会問題が連帯を呼び掛けている今の運動トレンドから考えると珍しいし、水平社創立百周年記念の映画としての意義もすばらしい。告白する彼を生徒が後ろに向くシーンが印象的。このサイトや他のサイトでも評価は高いけれど、それがかえって団体が動員しているように思えてしまのかもしれない。もっと見てもらいたい。
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