「キャストと演技は素晴らしい!」破戒 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
キャストと演技は素晴らしい!
この映画が、どの程度の史実に基づいているかはわからない。また、原作も読んだことがないため、どこまで原作に忠実かもわからない。
キャストと俳優陣の演技は素晴らしく、この映画の見応えをつくり出している。
現代の日本では身分制度はないが、職業や学歴や家柄などで、人間というものは優越感を持ちたい生き物かもしれない。
時代背景から考えると、江戸時代から時代が変わったとはいえ、現代より差別意識は、より強かったことは確かだろう。
反戦についての思想は、現代にかなり寄せているようにも感じられる。
やはり、こういった作品は原作を読んで、時代背景を確かめないと評価は難しい。
興味のある方は映画館で、自分の目で確かめてみてほしい。
コメントする
NOBUさんのコメント
2022年7月17日
今晩は。これは、コメントにて記載します。
私は、偶々原作を読んでいましたが、内容は少し改編されていたと思います。又、公開週に鑑賞を見送ったのは、水平社創立100周年映画という事が気にかかっていたからです。
ご存じの通り、部落差別問題は、根深い問題があり人事の時代が長かった私は、勤める会社が”地名総鑑”を可なり前に購入してしまった故に、愛知の団体から、様々な要求を受けました。
その対応に、部落差別の講演会があればノルマ動員したり・・。
けれども、今作はそのような事を忘れさせてくれる程の”映画としての”出来栄えに驚きました。主演俳優の頑張りに尽きると思います。
では。