今夜、世界からこの恋が消えてものレビュー・感想・評価
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まさかの展開、、
まさか真織ではなく透が最後に亡くなるとは思いましませんでした。いい意味で裏切られた👍🏻
内容としては、みっちー演じる透もりこちゃん演じる真織も役者にどこか似てる部分もあり自然と引き込まれて行きました!
裏切って
みっちー演じる透、出来杉君。惚れてまうやろ。 開始まもなく、うん、これって、こういう話だよね、となる。 でも、そう思わせておいての、という期待。 ラスト、予想を裏切って欲しかったな。そしたら五つ星つけた。
ありがちなストーリーかと思いきや
何も予備知識なしで観たんですが、はじめは有りがちなストーリーなんだろうなと思って観てたけど、途中から「そっちなの?」ていう展開になってビックリ。 脚本がいいのかな。 結構楽しめました。
目覚めるたびに前日の記憶がリセットされてしまう少女。 このような設...
目覚めるたびに前日の記憶がリセットされてしまう少女。 このような設定は以前にも観たことがあり、安易なお涙頂戴モノにならないか危惧していたが、問題なかった。 毎朝日記を読んで前日までの情報をインプットしないといけないという絶望感の中、それでも必死に前を向く少女と彼女を暖かくサポートする家族や友人たちの姿に胸を打たれる。 「疑似恋人」の透は中盤あたりで死亡フラグが立っており、どんな最期になるのか心配したが、遺伝的な病気であればやむを得ないという納得のいくまとめ方だと思う。
ちょっと悲しすぎた
道枝くんがすごくかっこよかった。 「消えた初恋」からの2度目の共演なのかな。 2人共大人っぽく感じた。 道枝くんはコミカルな役よりシリアスな役の方が上手いと思った。そこが1番意外だった。 無表情が似合う。訳が分からず戸惑っている表情とか、そういう内容の物語の中で見せる笑顔が切なかった。 莉子さんも年相応なかわいらしさと綺麗さがうまくシンクロしていてよかったです。 ただ、突然の「心臓病」と言う流れは無理があったのでは? 見ていて「え?」とびっくりして、ついていけない感じ。 何でもかんでもHappy endならいいという今の風潮には疑問を感じながらも「救われない」という感情が過ってしまうようでは「よかった」とは言えないですね。 原作を変えることは出来なくても、序盤から透の死を予感させるような作りにした方が自然だったのではないでしょうか。 道枝くんの絵が最高にきれいでした。 今後も期待しています。 出来る男なんだと証明した作品だと思います。
全然泣けませんでした。
内容は悪くは無いと感じたが他のレビューにあるような涙腺が崩壊ということは全くありませんでした。 展開も唐突すぎるし、記録を変えるということも独りよがりに感じた。 真織は可愛かった。
ご都合の人の死には違和感
韓国で日本映画として歴代2位のヒットと知り、鑑賞。最近の青春ラブストーリー映画はパステルブルーの淡い感じ(個人の感想です)で積極的には見ようとは思ってませんでした。 新しい記憶ができない前向性健忘でも出来てる生活、突然の死亡、メモ・記録やそれをつける習慣など全てを消しされるのかなど、都合の良すぎる展開が気になっちゃいました。特に死は不自然を感じざるを得なかった。道枝駿佑の雰囲気は良かったけど演技はイマイチだったかな。福田莉子と古川琴音の演技は素晴らしかった。憂い、不安、思いを仕草、表情で上手く演じていました。古川琴音はずっと趣里だと思ってましたが... とは言いつつもおじさんも後半ウルッとしちゃったんですが。若い人には特に響くかも。
10代20代の世代に刺さる作品。古川琴音の佇まいと存在感。
日本で話題となり韓国でも観客動員数110万人突破の日本映画としては珍しい大ヒットという話を耳にしていたので気になっていました。 これは当方の年齢によるものが大きいのかもしれませんが、切なく素晴らしい作品だとは思いましたが個人的には少しフレッシュすぎて重みの薄い作品だったため、10代や20代前半の若い世代の方々のほうが刺さるのではないかなと感じました。 おそらく似たような設定の作品がいくつか存在していることもあり新鮮味を感じなかったのかもしれません。しかし演者の皆さんのお芝居そのものは素晴らしかったです。特にヒロインの親友役を務めた古川琴音さんのお芝居が光っていました。どのシーンに出演していても一際目立つ素敵なお芝居をされる方ですね。
泉ちゃん背負いすぎ
背負うもの多いしそれがまた重荷すぎるよ〜〜〜〜! いやよかったよ、ストーリー。 私がダメなだけ。心がおかしいから恋愛映画向いてないだけ。この映画見た後心のバランスおかしくなった。スプラッター映画みないと😅💦バランスとれない。 でもよかった映画館でみないで。 (迷ったけどその時みた映画は黄色モンスター🍌バモチャ) 話ずれちゃった!!! 陰キャ(?)の友達が陰キャすぎる 重箱サンドイッチ🥪 恋愛映画セット品【病気】 後半戦の怒涛の追い込み んでここで泉ちゃん背負いすぎ問題 部屋入ってきた時泣いちゃったじゃん部屋が怖くて(絶対違う) 歪んだ感性の持ち主なのでこんなもんかな。 なぜ純粋にみれないんだろう。 めっちゃ泣いたって言う女の子になりたかったな
ありとあらゆる方面から感動する
恋愛映画なんだけど、友情も家族愛もあって色んな方面から感動した…
なにより親友の古川琴音、日記を持って泣きながら走る姿に切なさと愛と罪悪感、透を共有できない寂しさみたいなものを感じて泣いた…
あとは2人の両思いが確実になった瞬間は泣いたね…透の返した言葉が素敵すぎて…この瞬間が続けばいいのにって視聴者なりに願いました。
記憶障害×絵で、ある他の映画を思い出して似てるのかなと思ったけど全然違かったわ!三木監督味が出てて素晴らしかったです。
キャスト最高👏演技最高👏
いや〜素敵な時間でした…
どうか2人はずっと親友でいてくれ…
ところでどっこい、透みたいな男子、どこかにいませんか????????
全力で私も取り戻したいwwwwwww
透の極限の優しさに打たれました。
ひとは死んだら!
愛するひとの思い出の中で生きたい・・・
普通はそう願います。
しかし神谷透の選択は、
「ぼくを真織の記憶から消してくれ・・・」
でした。
それは真織への究極の愛(思い遣り)
自分を真織の記憶から消してまでも、
真織を守りたかった。
透は優しい、
亡くなった母のレピシを受け継ぎ、
アイロン掛けと料理を身につけて、
姉を家事から解放して、執筆を支え、
そして真織に、
「日野の明日を楽しいことで埋めてあげる」
そんな優しい男の子。
あまりにも優しすぎるので、
正直言って、綺麗事の世界観・・・と思ってしまう部分も
ありました。
「前向性健忘症」
そんな病気も本当にあるのかとちょっと疑ってしまいました。
一日で記憶がリセットされるなんて・・・
取り敢えずネット検索してみました。
「前向性健忘」と、
「逆行性健忘」とあって、
「前向性健忘」は、障害時点以降の記憶障害を言い、
近時記憶の記銘力障害である。
「逆行性健忘」は遠隔記憶の想起障害で、
障害時に近いほど忘却されやすく、遠いものほど保たれる。
健忘症候群では両者が見られる。
《ちゃんとありました》
30分の居眠りで、全て忘れる・・・
一晩寝て起きたら全て忘れている・・・
拡大解釈のひとつと言えなくもないけれど・・・
たしかに記憶障害に悩む人は多くなっています。
コロナの後遺症でも、かなりの人が記憶障害に苦しんでいるし、
人の記憶は日々に薄れてしまうし、高齢ならなおのこと・・・
若年性アルツハイマーや認知症など他人事でないです。
しかし薄れていく記憶の中でも消えないで
最後まで残る記憶が必ずある。
真織の家族・両親そして親友の泉、
みんなが真織に優しくて真織を見守る姿は美しい。
泉の健気なまでに真織を守り、背負い込む姿に打たれます。
(古川琴音さん、さすがでした)
そして主演の2人。
道枝駿佑さん。
福本莉子さん。
若い2人は瑞々しくて実に初々しかったです。
悲しいラストの筈なのに前向きになれる
生きる勇気をもらえる作品でした。
神谷は日野の中で永遠に生きる。
心は君を描くから
韓国で大ヒットしているらしい。韓国で公開された実写日本映画歴代2位で、1位の『Love Letter』に肉薄。
確かに韓国でウケそう。韓国ラブストーリーでお馴染みの“記憶障害もの”。
韓国のみならず、記憶障害×ラブストーリーは古今東西鉄板ジャンル。本作もその例に漏れず。
三木孝浩監督さすがの手堅い手腕で、氾濫する若者向けラブストーリーの中でも凡作にならず、記憶に残る。
こういう題材の場合、記憶障害側と支える側というのが定番設定。
そうでありつつ、双方の視点からでも“訳あり”恋物語になっている。
女子高生の真織。朝起きると、部屋中にメモが。
彼女は事故の影響で“前向性健忘”という記憶障害に。眠るとその日の記憶を忘れてしまう…。
この事を知っているのは両親と、親友の泉。
毎日毎日“昨日の私”が書き残した日記を読み、何があったか引き受け継ぎ、何事もなく“今日の私”でいる。
日記に気になるメモが。“神谷透くんのことを忘れないで”。
画を描くのが上手な真織。泉によると、たまたまモデルになってくれた人らしいが…、彼の画が幾つも。
その透。
ジャニーズが演じているので若者向けラブストーリーお馴染みのモテモテイケメン王子と思いきや、これと言って取り柄の無い平凡な男子高校生。
唯一の取り柄は、優しさ。クラスメイトへのいじめを止めさせる為、促されるまま同級生の女子に告白。
いじめっこたちは見事にフラれる所を嘲笑うつもりでいたようだが、何とOK。条件付きで。
その女子が、真織。
記憶障害の真織と偽の告白をした透。
真織は透の事情を知るが、透は真織の記憶障害を知らない。
ひょんな事から“偽りの恋人”として付き合い始めた二人。条件が3つ。
放課後まで他人でいる。連絡は簡潔に。本気にならない。…
翌日になると全て忘れてしまうので、透の事をこと細かくメモり、明日の私に引き継ぐ。ぎこちなさや初々しさがいじらしい。
ある日の公園デート。ぽかぽか陽気で、真織はつい寝てしまう…。記憶がリセットされ、目の前にいる“彼”が分からない。何とか日記で状況を理解するも、真織は記憶障害の事を透に打ち明ける。
真織の事を思いやり、真織の苦にならないよう、打ち明けた事は明日の私に秘密にし、偽りの恋人を続ける透。
明日の日野(真織)も僕が楽しませてあげるよ。そう言って。
真織の画の才能に名アドバイス。記憶は忘れてしまうが、画を描く記憶は覚えている。“手続き記憶”。
本気にならない。割り切っているつもりが…、頭では分かっていても、心は正直。
次第に惹かれ始める。真剣になっていく。
花火の下で、初めてのキス。
明日にはまた忘れてしまうかもしれない。日記で読み返せば何があったか知れるけど、この記憶と想いを覚えていたい。
本気になってもいいよね…?
事情を抱えている真織だが、透もある秘密を抱えている。
父親は小説家を目指すも、全く書けず、自堕落な日々。
そんな父と二人暮らし。家事は全て透が請け負っている。
実は姉がいる。家を出た姉。その姉というのが、意外な人物。
心臓の病で母親をすでに亡くし、複雑な家庭環境で育った薄幸の少年。
てっきり家族や身の上だと思っていた。
邦画ラブストーリーの定番とは言え、終盤まさかの展開に…。
なにわ男子なんてメンバーの顔や名前どころか興味すら無かったが、道枝駿佑の事は覚えていそう。誠実さ溢れる好演。
言うまでもなく福本莉子がキュート。『思い、思われ、ふり、ふられ』『屍人荘の殺人』などに出ていたが、本作での好演こそ記憶に残りそう。
共にナチュラルかつ、複雑な内面さも。
松本穂香や萩原聖人らが脇を固める中、親友・泉役の古川琴音が非常に印象残る。特に終盤は大きな役割を受け持つ。
終盤のまさかの展開。
心臓の病で亡くなった母親の遺伝なのか、透も心臓が弱い。
ある時検査を受ける。それから間もなくして…。
透は急死する。
泉はショックを受ける。共通の読書の趣味があり、真織を大事にしてくれる大切な友達として好きでいたが、密かに泉自身も透の事を好きだったんじゃないかと滲ませる。
でも何よりの悩みは、真織にどう知らせるか。
日記を読み返せば、透と付き合っていた事を知る。そして透が亡くなった事も知るだろう。毎日毎日、その悲しみが繰り返される。
が、日記を読まなければ…。知らなければ…。
生前の透から頼みが。もし自分に何かあったら、日記やメールや写真などから自分の事を消して欲しい。
真織に辛い思いをさせない為に。
泉は透の姉に手伝って貰って、透の遺志通りにする。
開幕シーンと終盤の卒業シーン。実はこの時、透はすでに…。全てが消され、真織は覚えていない…いや、知らない。透と過ごした日々の事を。それを踏まえて改めて見ると、非常に胸打つ…。(これらを見たい為に二度見た)
真織と透の大切な一日一日を消していく。積み重ねてきた思い出を消していく。
本当にこれでいいのか…?
本当に、覚えていないのか…?
自分のした事に嗚咽する泉。
真織が描いた画。
本作のハイライトと言えよう。
若いキャストたちから瑞々しい魅力を引き出し、透明感ある映像美と繊細な演出。
正直若者向けラブストーリーは好んで見るジャンルではないが、近年見て記憶に残った同ジャンルはほとんど三木監督作。
たまに外れもあるけれど、この人が手掛けるラブストーリーは安心して見られる。
昨夏にジャンルの違う3本の監督作が公開されたが、やはり最も“らしい”。
真織の記憶は少しずつ回復傾向に。
透の事を思い出す日は来るのだろうか…。
今すぐは無理かもしれない。あるかもしれないし、無いかもしれない。
が、私の中に刻まれ、蓄積され、その存在が確かに残り、あり続ける。
タイトルとラストの台詞が素敵で、いつまでも心に残る。忘れない。
例え世界からこの恋が消えても、心は君を描くから。
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