「三木監督✖︎青春恋愛映画=最高」今夜、世界からこの恋が消えても よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)
三木監督✖︎青春恋愛映画=最高
クリックして本文を読む
良かった。
本当にそれに尽きる。
上映終了後久しぶりに頭がボーっとして作品の余韻に浸った。
こんな余韻に浸る映画は久しぶりだったので驚いた。
基本的に恋愛映画は苦手なのだが、三木監督の手にかかると主人公たちの恋愛模様にリアリティがついてくるから不思議だ。
この世界のどこかにはこんな素敵なカップルがいるかも知れない、そう思わせてくれる。
なので前半も我慢してみてる感覚は無かった。
所々少し引っかかる謎を挟みつつ2人の青春を楽しく見せていって、すっかりキュンキュンしてしまった。
そして怒涛の後半。
自然と嗚咽してしまった。
涙がスーーではなく嗚咽レベルまで泣くのは久しぶり。
それこそ青春映画では「君の膵臓を食べたい」以来かもしれない。
役者陣の演技もみなさん素晴らしく、福本さんや道枝くんが上手いのは当然として、古川琴音さんがとても素晴らしかった。
友達として重いものを背負ってしまった苦しさや葛藤がとてもよく表現されていた。
「野球部に花束を」の後に見たので、「あるあるコメディ青春映画」から「キュンキュン号泣青春映画」への振り幅が凄かった。
花火のシーンも大変印象的だったのだが、映画を見終わった後外に出たら花火大会帰りのカップルがたくさんいてまた余韻に浸ってしまった。
それにしても三木監督が「タング」「アキラとあきら」と違うジャンルで同時期に3本も監督した映画が公開されてるのが凄まじい。
コメントする