「半端ない生きづらさにずっとウルウル。」今夜、世界からこの恋が消えても 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
半端ない生きづらさにずっとウルウル。
交通事故で記憶障害を抱えながら高校に通う、真織。彼女は眠るとその日の事を全て忘れてしまう。事故るまでの記憶はあるので、親友の泉ちゃんの顔は分かる。数少ない真織の真実を知る他人だ。この古川琴音演じる泉ちゃん、すごい友達。ずっと真織に寄り添ってくれている。
ある日、面識のない男子、透から告白され、付き合う事にした真織。どうせ悪戯か何かだと思っていたのに、告った理由を聞き共感。擬似カップルになる事にする。記憶が無くなってしまうので、毎日日記を書き翌朝日記を読む生活、こりゃ大変だ。両親も毎朝同じ様な会話をし続けている。辛すぎる〜。
家族もそうだけど、毎日忘れられる透も、彼女の不自然な言動、不思議だったはず。映画の中では気づいてなかったけどね。彼女の病気の事を知ってからは、もっと大変だ。
途中、チョコチョコ日記を一人で読んでいる泉ちゃんが出てくるので、もしかしたら真織死んじゃうのかなと思っていたら、まさかの!
ん?と思った事が1つ。ストーリーには関係ないんだけど、毎日。記憶が無くなってる奴が高校卒業できると思う?美大だって受験は絵だけじゃないよ。
ま、そんな事は置いといてずっとウルウルして楽しめました。
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