「明日の君も笑わせてあげる、珠玉の青春物」今夜、世界からこの恋が消えても 語学系営業女子90年代生まれさんの映画レビュー(感想・評価)
明日の君も笑わせてあげる、珠玉の青春物
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映画館で一人映画鑑賞。周りは若い女子が多かったけれど、アラサーでも楽しめる。女性向けかなという印象です。とにかく映像が綺麗で、原作未読の身からすれば、脚本も練られていたと個人的には思いました。
若手の躍動感と表情がとてもよかった。
道枝君は確か金田一も出ていたと思いますが、本作ではいい意味で彼が持つキラキラを消して、クラスの端っこにいそうな原石系男子を演じていたし、福本さんの儚げな雰囲気、古川さんの確かな演技力が作品を底上げしていました。主題歌がヨルシカだったことも、英断だったと思います。
以下ネタバレです。
透のお母さんが心臓病だったことや、お姉さんが痩せた?と聞くシーンなど、嫌な予感がしていたけど、まさかのヒーローが亡くなるとは…。日記の中に生きる弟を自らの手で書き換えていく、お姉さんがどれほど辛かったか。私はそのシーンが一番胸にのこりました。真織ちゃんが少しでも今後の人生で彼を思い出せますように。
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