「グレーの存在が一味違った逃走劇に」アンビュランス ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
グレーの存在が一味違った逃走劇に
2022年劇場鑑賞77本目。
やむを得ず柄の悪い兄に金を借りに行ったら銀行強盗するはめになった元軍人の話。
彼とその兄、巻き込まれた救命士の3人がそれぞれグレー、ブラック、ホワイトの立場で一緒に警察から逃走する展開になっています。誤解から逃げるとか、盗むけど殺しはしないとか、様々な理由でグレーの立場で逃げる話はあるのですが、罪のない人を殺しても気にしない強盗と金は強盗してでも欲しいけど善良な人は殺したくないという強盗が命を救いたい救命士と一緒に動く事で、中盤まではそれなりのアクション映画だったのが終盤思いも掛けない展開になっていったのが良かったです。
惜しむらくは警察側のキャラクターにもう少し魅力がほしかったです。FBI捜査官はいい線いっていたのですが優秀感もうちょっと欲しかったなあ。
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