スピリットウォーカーのレビュー・感想・評価
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いたってシンプルに混乱する時間
肩肘張らずに観に行った為か、終始楽しめましたね。特に中盤の入り口迄は、主人公と一緒に「???」なので、だいぶ前のめりに観てました。途中からは韓流お決まりのメロウな展開で弛れたりもするのだけれども、後半スピードアップしてくれるので、畳み方共々好きな感じで美味しく頂けました。
主人公と彼女が存外に組織型ボンクラ(疑わな過ぎる)なのと、必要なのかすら謎だった輩ボンボンを除けば、気持ち良く鑑賞出来るのではないでしょうか。
スピード感あるCQCの釣瓶撃ちは今の邦画界では難しいかな、なんて少ししんみりもしちゃいましたげどね(出来る役者さんや撮影マンはいらっしゃいますけども)。
前半に困惑
見応えある韓流ジョン・ウィック的アクションでした。
前半は「どういう状況なのか」に困惑する主人公以上に、観客側が困惑します。
何が起きてるの?と、戸惑っているだけで1時間近くが過ぎます。
そしてなんとかついて行って、状況が分かった後半。
魂が離脱して生霊化し、他人に憑依しまくる設定は、SFというよりドラッグによるオカルトって感じ。
12時間ごとである理由には、もっともらしい設定を入れてるが、かなりトンデモ。
根っこに激しい純愛を入れるあたりも、韓国的。
敵がステレオタイプすぎて、そこがマイナスだし、韓国映画の流行を面白いと思えるかどうかで賛否は分かれそう(私は面白かったけども)。
憑依移動の瞬間の視覚的表現が面白かったので、ハリウッドでCGバリバリにリメイクするのに向いてそうだな、と思ったら…
もう決まってるらしい。
そっちでは、もう少しわかりやすい作りになることを祈ります。
予備知識ゼロで臨むのが吉。『ヒドゥン』、『ダークシティ』、『フェイス/オフ』フィーチャリング『ジョン・ウィック』みたいなスピリチュアルアクションスリラー
脱出術
一定水準を超える面白さのある韓国映画。今回も安心安全な気持ちで鑑賞。
程よく面白い作品でした。
事故に遭った主人公の魂が全く知らない人物の体に乗り移ってしまう流れから始まり、初っ端は誰がなんでどれがこうであれがどうでと会話のラリーが成り立っておらず、観ている側も混乱する作りでしたが、一種の感覚共有のようで少し楽しかったです。12時間ごとに全く知らない人物に移って、その人物たちの行動から元の自分の目的を探すミステリーにも視点が変わっていくのも興味深いものがありました。コメディほぼなしの真面目な韓国映画は手に汗握るものがありました。
複雑な人間関係を描くだけでなく、拳と拳の熱い闘いはとても見応えがありました。とにかく柵を突き破ったり、物にぶつけまくったりと、狭いところの見せ方がとても上手な作品でした。銃撃戦もシンプルなハンドガンながら程よい緊張感がありました。カーチェイスも思いっきり事故を起こしにいくような派手さも良かったです。
想像を超えるものはありませんでしたが、最初から最後まで楽しめる良い作品でした。韓国映画はえぇなぁ〜。
鑑賞日 4/6
鑑賞時間 11:40〜13:35
座席 K-7
たいしたもんだ
どんなときも僕が僕らしくあるために
ハリウッドリメイクが決まっているそうで。
なるほどいい脚本だと思う。
日本にもこれぐらいの作家がほしいところ。
全編主人公視点なので、今誰なのか混乱する。
三者から見た視点、見せ方(人種・性別)を工夫すればもうひと化けする。この辺を続編?かリメイクに期待。
敵のボスが壊れ(とりあえず殺す)キャラのため、組織の壊滅の原因は半分コイツ。
めちゃくちゃ
ドラッグの過剰摂取で魂が抜けるまではいいけど、時間が来ると別の人に移って、その際記憶が継承されるなど設定が強引だ。登場人物の顔や名前を覚えるのが苦手なので、誰が誰だがさっぱり分からなくなる。ごちゃごちゃしているのだけど、アクションが生々しくて痛そうで素晴らしい。
設定
や展開は面白かったです。最初は関係の無い人への憑依かと思っていたら、段々と関係者であることがわかって来て、自分が脅した相手にも憑依するので、最後は段々と混乱します。それが面白さであり、難点ですね。
トリッキーな設定のオチが…⁉︎
記憶喪失&身体が入れ替わる謎の男。
入れ替わる理由に⁉︎と混乱しましたが
大好きな映画ルーシーを思い出し、
その境地に達したの⁉︎と勝手に解釈。
流石に決められた時間ぴったりに
入れ替わるのは作品を盛り上げる為の
都合のよい設定感が否めませんが…。
トリッキーな設定が見所だと思っていましたが
想像を上回る激しいアクション最高です。
寝落ち
この感覚は『メメント』に近いかも
いきなり交通事故のシーンから始まるが、状況が全くつかめず何を見せられているのかわからない。自分も主人公の混乱状態とシンクロしてしまう。意識も絶え絶えの状態で、現場からなんとか抜け出すが、自分が誰であるかわからない。車に残っていたカードから自分が誰であるかを思い出そうとする。
意識が新しい人物に乗り移っていく度に、自分が何者であるのか、かすかな記憶の中にある女性は誰なのかが、ジグソーパズルを埋めて行くようにわかってくる。この感覚は、クリストファー・ノーランの『メメント』に近い。意識がジャンプする時の映像が幻覚剤でラリったジャンキーの頭の中のようで、クラクラする。
ミステリー要素だけでなく、カーチェイスやガンアクションも見応えがある。最後のアクションシーンはド派手でスリリング。そして、ラストピースがかっちりはまる。
欲を言えば、もっとSF的にして欲しかった。贅沢を言いたくなるくらい楽しめる一作でございました。
ミスターハットグ
最初は戸惑ったが面白かった
SFと言うにはニュアンスがちょっと違うな…
#25 原題は『幽体離脱者』
演じるのは本人の顔で鏡に映る顔が憑依した身体の人間という変わった演出手法の作品。
最初タイトルを見たとき漢字が頭に浮かばなくて意味がわからなかったが、内容がわかったエンディングでは漢字が浮かんだ。
実際は幽体離脱じゃなくて、心理が知りたい相手に乗り移っているんじゃないかな?
本人もわけがわからないうちは、SFみたいに自分の居場所と格好が変わるが、何が起こっているのか理解してからは突然憑依し始める。
ハリウッドでリメイクするならもっと思い切りSFチックな演出にしてほしい。
2番目に憑依した人がカフェで会ってたオバサンはまるで保険の外交員か何かに見えたが実は結構偉い人みたいなので顔を覚えておくと良いかも。
設定が無茶苦茶
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