フォーリング・フォー・クリスマスのレビュー・感想・評価
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クリスマス映画の王道
ホテル王のお嬢様が、遭難した先は山の中のロッジ。加えて記憶喪失。
とまあ正直、ストーリーの先は読めるのだけど。
クリスマス映画って、予定調和なのが安心する気が。
ラブコメ要素がちょっと注入されていて、ワクワク。
ロッジで生活するうちに、家族の一員となり。
お嬢様がだんだん、一人の大人として成長するところ。夢がある。
最初はリンジーのお嬢様って、もうギリギリきつそう・・・と思ったけど。
そんなの関係ない、終盤は涙出る一歩手前でした。
御伽話
ディズニーの安っちい映画版。それはないだろ、の連続。ファンタジーコメディとしてみましょう。彼氏があの経験を経て何か変わるのかと思いきやそうでもなく。せっかくのいいキャラなんだからもっと活かせばいいのに。あれではただのかませ役。もったいない。
おかえりなさい
RottenTomatoes58%と60%。
クリスマスのくらっぷなのに誰にもこきおろされてなかった。
みんなローハンが笑顔でもどってきたことを喜んでクオリティを寛恕していた。
たしかにそうなるよな。と思った。
あれだけきらきらする純情を見せられたら、そのあとお酒とくすりとパリピ生活で身を持ち崩していったローハンが気懸かりでしかたがなくなる。
せかいじゅうのミーンガールズ世代がそうだった。あの笑顔に溶かされない人なんていなかった。
だから辛辣なトマトメーターの批評家さえも──
『Netflixのホリデー映画の基準でさえ少しばかげていますが、ローハンに何かをしてもらいたがっています。それがポイントです。』とか、
『ばかげた話ですが、リンジー・ローハンがうまくやっているのを見るのは素晴らしいことです。』とか、
『これは彼女にとってカムバックになるでしょう. 彼女はそれを楽しんでいます。』とか、
『コメディスターとしてローハンが戻ってきたという 1 つの理由で注目に値します。』とか、──
ネガティブジャッジしている人さえ、ひとしなみにローハンとあの笑顔が戻ってきたことを歓迎していたのだった。
じっさい映画にも“本来のリンジーローハン”に着眼している感じがあった。
贅沢三昧の相続人が、スキー事故であたまをぶつけて記憶をうしなうw。記憶をうしなったかのじょは角が取れて純朴な人に変身する。・・・。
それがミーンガールズのかのじょと重なり、純朴な役ほどローハンにふさわしいことがよくわかる仕組み。
じっさいどんなひとかなんてとうぜん解らないがリンジーローハンは“アフリカからやってきた少女”とか“記憶をなくした人”みたいな純朴と明るい役が似合う。のだった。
メディアやコメントにみられるローハンの復帰にたいする本国の歓迎っぷりはすごかった。たしかに当時のかのじょを思い浮かべてあんなFrecklefaceで満面笑顔になられたらたまったもんじゃないと思う。
ちなみに元ネタはゴールディホーン&カートラッセル潮風のいたずら(1987)でそれが雪山バージョン化されている。らしい。
(潮風のいたずらはオーバーボード(2018)としてリメイクされた。)
リンジー・ローハン in ネフリ年間スケジュールに組み込まれているに違いないクリスマス(ホリデーシーズン)ロマコメ
ロッジなんて最高にロマンチックで、それだけでもうコレはズルいよっていう舞台設定。ホリデーシーズンに頭空っぽにしてカウチポテトになりながら見るのにピッタリ丁度いい、ハッピーオーラに包まれながら何も考えたくないときにオススメ。
クリスマスには奇跡が起きる…みんなの共通認識"問題児"なイメージのリンジー・ローハンが久しぶりの役者としての表舞台で、Netflix × クリスマス映画 = 同じくディズニーから売れたヴァネッサ・ハジェンズはじめ毎年お決まり行事のロマコメ枠に遂に登場。勝手な印象だけど同じカメラ使っていそうな映像。相手役ジェイクを演じるのはドラマ『glee/グリー』サム役でおなじみのコード・オーバーストリート、ポスト・ジャスティンビーバーからヒゲも蓄えてすっかり大人になったな。
主人公シエラのパパはホテルのオーナーで、ボーイフレンドは人気インフルエンサーのテッド。父が娘のために作った役職はムード管理統括者?なんじゃその仕事。だけど事故で記憶喪失になっちゃった!ステキな宿ノーススター・ロッジでサム(仮名)となって働くうちに、お金持ちとブルカラーの身分差を超えた恋。そして彼女自身変わっていく。お嬢様らしくない!クリスマスの奇跡でも祈るか…ありがちマセガキ?
エンドロールに小窓はめ込みでNGシーン集入っているところまで超絶手堅い作りが一周回って愛しく思えそうなくらいだった。
あなたなら元日には回復してる。このことを投稿しても?フォロワーが喜ぶ
勝手に関連作品『スイッチング・プリンセス』『クリスマス・ナイト』『クリスマス・キャッスル』『ユー・ガット・メール』『スイング・ホテル』
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