「ちんちくりん」バイオレンスアクション みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
ちんちくりん
海外のこの手の作品のテイストは好き。
むさ苦しい男よりも見目麗しい女性の活躍の方が数倍心躍る。
加えて何らかの女性ならではのペーソスがあれば申し分ない。
この映画ももしかして和製のその類い?との期待を持ちつつも
予告編からはそのテイストは感じられず、足を運ぶのを逡巡した。
BDになってからで十分とは思いつつもこのところの映画日照りには勝てず出かけた。
結果、不思議な作品だった。
ベースには上記のような雰囲気もありながらコメディを標榜しているようだ。
ほぼ笑えないけれど橋本環奈は微笑ましい。
そのあまりにも海外のそれらとはかけ離れたスタイル、どう評価すれば?
最もすっきりしないのはヒロインのバックグラウンドが全く明かされないこと。
そのため「虫けら」のごとく人を殺せることへのこちらの気持ちの持って行きようがない。
ラストの展開といい、続編に繋げるため勿体をつけているのか?
これで続編はあるだろうか。
あっても、それこそBDでいいかな。
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