「救済とは」ザ・ホエール きいろいくまさんの映画レビュー(感想・評価)
救済とは
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死を間近にした人間の話で、少し重暗かった。
最近こういう重暗いものが多いのは気のせい?
あんまり感情移入ができなかった。
ほぼ主人公チャーリーの部屋の中での話。
巨体で動けないながら、ほかの役者たちの動きで映像に動きが出ていたように思う。
この狭い空間の中で、登場人物たちの感情が表現されていてすごいなと思った。
でも白鯨と宗教と選挙はちょっと勉強不足で、深い理解はできなかった。
登場人物の全員が誰かを救いたいと思っているが、うまくいかない。それぞれに生きづらさを感じていたようだった。
娘の行動は、宣教師を救いたかったのではないと思うが、結果的に救済になったのではないか。
宣教師は地元に帰って本当に大丈夫なのかと疑問に思った。
チャーリーは誰も自分に関わりたくないと言っていた気がするが、周りの登場人物たちはチャーリーに絆を求めているように見えた。もしかしたら執着?
チャーリーの最期は後悔のなさそうな顔をしていたし、
救われたんだと思うけど、それでよかったのか?
リズだけがなんか不憫。
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