「緩やかな自殺」ザ・ホエール ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
緩やかな自殺
2023年劇場鑑賞80本目。
自力で歩けないくらいの肥満の男の最期の5日間をハムナプトラでおなじみブレンダン・フレイザーが演じ、日本公開に先駆けてアカデミー主演男優賞を受賞したと言う作品。
まぁアカデミー賞が絶対という訳ではなく、そうかなぁという作品もあるわけですが。
疎遠になっていた娘との分かりやすい心の交流の話かと思ったらそうでもないな、という印象で、他にもあと3人主要登場人物がいます。そのうちの若い宣教師が最初は愛すべき間抜けみたいな感じで描かれていたのが段々そうではないことが分かり、でも彼の思っていない方法で結局彼の目的が達成されたのが皮肉だと思いました。
最後ギリギリ泣けました。
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