「「白鯨」が示す意味とは?」ザ・ホエール BONNAさんの映画レビュー(感想・評価)
「白鯨」が示す意味とは?
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あまりにも辛すぎて何回か泣きました。何が辛いって、ブレンダン・フレイザーの娘を見る時の眼差しが切なすぎる。日頃から娘にゴミみたいな目で見られ続けてけちょんけちょんに貶されてても、娘が可愛いと思いたい親父の顔だ。きっついだろ、これ…と何故かほぼほぼ初っ端から泣いてた。無論、そんな所から泣くような変な客は私を除いては誰も居なかった。多分。
なお『白鯨』はハーマン・メルヴィル作のアメリカ文学らしいです。未読の状態で観に行ってしまった。
この巨大なおやっさんが白鯨、つまりはモビィ・ディックだったのかどうかは原作未読過ぎてスルーしてしまったのですが…
最後まで観終えた後、ようやくこの人が巨大化したのは愛する人と別れたストレスだけじゃないんだな、ということを理解出来ました。
馬鹿野郎。
お前が逝ったら誰が娘のことを理解するんだよ、とやっぱりここでも泣いてしまいましたが。
いやあ、きつかった。
初めは理不尽な縁だったかもですが、あの看護師さんが居てくれて良かった。車椅子のバックオーライの場面。シビアな場面続きでしんどかったですが、ちょっと笑えました。私もあの方に看取っていただきたいもんです。
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