「正しく生きること」ホワイトバード はじまりのワンダー ぞのさんの映画レビュー(感想・評価)
正しく生きること
ワンダーが好きだったのでこちらも楽しみにしていてようやく鑑賞。
いじめっ子のジュリアンの話かと思いきやジュリアン違いでしたが、素敵なお話でした。
映画では良い人、素敵な人は幸せな終わり方でいてほしいと思ってしまうのですが、
現実も含めてそんなに都合良くはいかないですね。
正しい終わり方なんてないし、人生の終わりはどんな人も唐突でどんな形でも理不尽で、
どうにかそこまでに正しかったと言えるように努力していくしかないんだなと思いました。
祖母の話だけで良い人に変われるならもっときっかけはあるんじゃないかとも思いましたが、人生の起点なんてそんなものなのかもなとも思ったり。
行き詰まって変わりたいと思えてさえいればきっかけなんて些細なものなのかもしれない。
ちょっと作品の主題とはずれてしまいましたが、鑑賞後の率直な感想はそんな感じでした。
あとはお決まりの人種差別や反戦などありきたりなテーマについては、もちろんの感想ですが、ユダヤ人差別に関しては少し理解が深まって勉強になりました。
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