「亀は見ていた・・・」ビリーバーズ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
亀は見ていた・・・
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男女3人が無人島で生活をするってくらいの情報しかありませんでした。ただ、映画館で見た予告でエロっぽい感じがあり、興味は持ってたかな。
今回、配信でみつけて、見ようと決めたのですが、その前に簡単な予備知識を得ようと幾つかのレビューを読ませてもらいました。
宗教に絡んだ話みたいですね。
議長(男)、副議長(女)、オペレーター(男)の3人が、宗教上の指令?により、無人島で生活する。俗世からの隔離ってとこかな。
信じるものは救われる。
宗教上の定説のような言葉です。でも、それって当人の想いであって、端から見れば、信じるものは騙されるかな。
それに気付かないところが宗教にはまる怖さでしょう。
それを踏まえて本作品ですが、何もないところで毎日同じようなことの繰り返し。
足の裏をくっつけて瞑想?
テレパシーの訓練?
お互いの夢を語り合って検証?
悶々とした想いを抱えながらも、宗教上のきまりで押さえていたものが、俗世からの侵入者(酔っぱらい)に関わったことで、崩壊していく。
押さえつけられた欲望は屁理屈によって正当化されていく。
議長が副議長に行わせた行為は、ハラスメント以外の何物でもないが、変な道義を通そうとする。
あの結果については、すごく爽快だった。
でも、この後は無人島に2人きりだから、当然、猿みたいになっちゃうわな。
と、ここまではちょっと異常なエロで楽しませてもらったんだけど、最終的に怒涛の展開が待ち受けている。
信じるものの崩壊、 宗教からの解放、自我の目覚め?
何にしろ、宇野さん、北村さん、磯村さんの3人が素晴らしかった。
特に北村さんの脱ぎっプリが良かったです。
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