「山本直樹らしさを損なわない実写化」ビリーバーズ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
山本直樹らしさを損なわない実写化
高校の時、友達が教えてくれたのが森山塔というエロ漫画家。当時のエロ漫画としては描かれる女の子の絵がかわいくて衝撃的だった。そして、やたらとシュールだったのも印象的。そんな森山塔が商業誌に連載することを知った。ペンネームを山本直樹と変えることも。
山本直樹としての漫画はエロもあるがギャグ漫画だったり、バイオレンスシーンが多いシリアスな漫画だったりで当時はかなり戸惑った。本作の原作となる漫画は山本直樹となってから少したってからの作品。カルト宗教を扱っているのは時代を感じさせるが、やはりかなりシュールな印象。エロいシーンも結構あって、山本直樹らしい漫画だと言える。
本作はそんな山本直樹の原作を、特にエロの部分をキッチリ実写化していた。山本直樹原作の映画としては珍しい。
結局のところ性欲ってものは人間が生きる上で描かせない欲望であって、人生を素晴らしくもするしボロボロにしたりブチ壊したりもする。それはどんな状況であっても。正直、大した話ではないが、なんとなく面白い映画だった。
副議長役の北村優衣はとにかくよかったが、やはり磯村勇斗がすごかった。この人の幅の広さったらなんだろう。ものすごい俳優だ。また、先生役についての事前情報を入れていなかったのでエンドロールでは少し驚いてしまった。これがその人なのか!と。
返信ありがとうございました😭
おっしゃるように「知る人ぞ知る」貴重なレアな共通体験ですね。アナログ時代の。当時はアキバは電気街でコアなコミックは東京だと神保町でした。ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
\( ˆoˆ )/\(^o^)/
イイねありがとうございました。はじめまして。だいたい同世代の方とお見受けしました。森山塔は確かに女の子の描写が爽やかスクールソックス清純可愛くて、なおかつエロ!血気盛んな時期の私のエロのツボでした。今は亡き「近所の個人経営の書店」には置いてなくて、わざわざ通学途中に電車賃🚃余計に使って大型書店通っていました。おっしゃるように女優の場合、ある意味、濡れ場で魅せるのは勲章🎖ですが、男の場合は・・磯村勇斗は裸での演技、大健闘、見事でした。(最近流行りの「男女同権」的な人に怒られそうですが、事実なので仕方がないですね。表現の自由です。)最近の女子高生の劣化(清純どころか、明らかにだらしがない、みっともない)嘆くジジイでした。長文すみません🙇♂️。