「私は好きです」カラーパープル やあやあさんの映画レビュー(感想・評価)
私は好きです
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ミュージカル仕立てで華やかにも見えるけれど、ストーリー自体はかなり重め。
黒人女性・・・当時の差別ピラミッドの中でも一番下に位置するわけで、現代を生きる強め女性から見れば胸クソ悪いシーンも多いけれど、でも、それが当時の現実。
ずっと耐える側だった主人公セリーが、多くの友を得、さまざまなものを享受し、男性に「NO」と言い、自分の足で立つようになる。
時代の変化もあったと思う。けれど、それだけではない。
当初から、夫に殴られたら負けじと殴り返す妻もいたし、スターとして働く女もいた。
これは、彼女たちに憧れたり影響を受けたりした、セリー自身の成長物語。
こういう時代を経て、多くの女性が声を上げて作り出してくれた現代。当たり前と思わずもっと大切にせにゃ、と思う。
日本でも、女性の選挙権が認められたのはたしかこの頃だよね。
次の選挙、行こう。
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