「まさかのミュージカル仕立て」ウォンカとチョコレート工場のはじまり あんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかのミュージカル仕立て
前作が前作だけに(ロアルド・ダール原作の忠実な映画化、ティム・バートンの世界観、ジョニー・デップの怪演)ただ前作をなぞるだけの続編(前日譚だけど)だったらと観るのを少しためらっていたんだけどまさかミュージカル仕立てとは!
それも多分オリジナルだと思うけど楽曲のレベルが高くダンス、歌唱ともに十分見応えあり。
「レ・ミゼラブル」に「ファンタスティックビースト」の要素が混じったような感じというのかな。ミセス・スクラビットの宿屋はまんまテナルディエ夫人の宿屋みたいだしね。
前作とは全く別物として観た方が良いですね。なぜウィリー・ウォンカは淳朴なチョコレート職人から、ウンパ・ルンパをこき使い悪い子どもたちに罰を与える酷薄な経営者になってしまったのか。この18年の間に(「チャーリーとチョコレート工場」は2005年公開)何があったのか考えてしまうから。
あとローワン・アトキンソンが出てるのも嬉しいですね。できれば歌わせて欲しかったけど。
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