「チョコレート食べたくはなるね」ウォンカとチョコレート工場のはじまり ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
チョコレート食べたくはなるね
なんでこれを観に来たんだろうと考えながら見続け、そうか、前作、というかロアルド・ダールの原作が子供の頃大好きだったんだ、というのを思い出すのに時間がかかるくらいにテイストが違う。甘〜くなっている。確かに前のティムバートンとジョニーデップコンビっていうのは人を食ったようなダール原作をやるにはピッタリだったんだな、と再認識。
店のオープンの桜の木のチョコレートの造作や、お母さんからのメッセージなどウルッとくるところはあれど、シャラメ以外の大袈裟でこれ見よがしの、というか子供に受けそうなギャグ、というかお芝居がかなり苦手で割と食傷気味で終わる。これだったらお金はまったくかかってないけど『さかなのこ 』のほうがファンタジーとしてもギャグとしても相当センスがいいのでは。
ただ西洋の固そうなガリっというチョコレート食べる感じが良くて帰り道はチョコレート買って食べながら帰った。
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