ドント・ウォーリー・ダーリンのレビュー・感想・評価
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脚本と演出以外よい
前半はながながこの完璧に見えるけど異常な世界の描写が続くものの、美術の完成度の高さやフローレンス・ピューの力で飽きずに見られます。途中でネタバレが入りなるほどるほどと思うけど、そんなに新しいネタでもなくこれが最大の山場になったらダメだよねと思いながら、まあそなるよねの展開になり、そして最後はぶつ切り。何から何まで説明する必要はないんだけど、すべてを明かさないなら観客に考えさせる結末にしない?このコミュニティはこのまま続けられるの?のとことかは完全に置き去り。しょせんオリビア・ワイルドだった。これで2作連続だめ。もう見ないほうが良いのかな。でもスタッフが優秀なのか予告までは魅力的なんだよなー。
鑑賞動機:ワイルド監督4割、ピュー4割、あらすじ2割
『ブックスマート』とは正反対の楽しくならないお話。不穏な雰囲気しか感じない冒頭からずっと、街の様子や登場人物の言動含めて居心地の悪さを感じる。何だかわからない気持ち悪さがある。
種明かしされてからは、逆に大筋は分かりやすくて枝葉の部分は分かりにくいように思えた。
こちらと微妙に噛み合わず惜しい。
クレイジーな男達
作品の設定や構造は過去作の寄せ集めといった感じで新しさはないものの、
皮肉感たっぷりのメッセージ性が面白かったです。
過去の男性・女性像に憧れる現代のダメ男達。
ダメ男達が創った仮想世界。
でもその世界への参加者は100人にも満たない。
もはや現代でもその世界にしがみついているのはごく少数になっているという点がとても皮肉的で面白かったです。
フランクの妻は夫を立てて支える良き妻的な振る舞いから一転、「ここからは私がやるわ」と言っていましたが、彼女はどんな考えであの世界にいたのか、その先どうしたかったのか、そのあたりも描いてくれればなお良かったなと思いました。
更に邪悪な「トゥルーマン ショー」 日本の政権与党が目指す世界か?...
更に邪悪な「トゥルーマン ショー」
日本の政権与党が目指す世界か?
日本の皮肉か?
別れを告げられた男が・・彼女だった女性に執着して最悪の結末を迎えてしまうといった事件が少なくないけど・・。男ってそういう情けない本能を持ち合わせた生き物なのか・・女性を所有物として見てしまう傾向が多いのか・・? 所有される立場に甘んじる人もいるだろうけど・・。概ね自立してる女性の方がかっこいいし魅力的。
そんな感じで、アホな男が、女性はこんな風な環境で、家に閉じ込めておけばば幸せなんじゃね??、家事して、買い物行って、パーティーで着飾らせておけば良いんじゃね?といった男性の間抜けな世界観への皮肉を込めたな映画か?
今、上映中の「バービー」(未視聴)も、なかなか、そういう、根強い男社会への皮肉がこめられている様で、良い流れだと思う。
で、この映画もバービーもだけど、絵面上のアメリカの時代設定が、パステルカラーが眩い1950年代で、そうことが顕著な時代だったのでしょうね。
フローレンス・ビュー❤️
意外に面白かったが・・終わり方がなぁ・・個人的は・・。
タイトルはコメディっぽいが、結構本格的なサスペンスだ。 砂漠の街で...
ハラハラドキドキ感があまりなかった。
終わらせ方が…
モテないワタシは気持ちがよくわかる
フローレンスビュー好きなんだけど
ステップフォードの妻風にドラマは進行し
謎が膨らんでいく演出はいいのだが
最後コレ?!
自殺も50年代のクルマも
なんか意味あるのだろうがわからん。
50点
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MOVIX京都 20221122
日本にも根付く男性社会
俳優としても活躍するオリヴィア・ワイルド監督作品。かなり不穏な作品だが、女性と男性とでは鑑賞後の思いがそれぞれ異なるかもしれない。本作は主婦である主人公の目線を基本としているが、旦那を愛し、豪華な食事と豊かな愛情表現で日々を過ごす、何とも幸せそうな夫婦像である。だが、その中にちらほら見え隠れする異変。それは近隣住民の不可解な行動にも現れ、次第に主人公にも襲い来るのであった。サランラップで顔をぐるぐる巻きにし、芸人顔負けの潰れ顔を披露したりなど、奇行を全力で演じるフローレンス・ピューの演技に圧倒されつつ、幸せすぎるその生活が不自然に思えてくる展開は中々怖い。本作、説明しようにもネタバレ部分を通過してしまうため、文章が非常に難しいのだが、ジョーダン・ピール監督作品よろしく事前知識等は無いままで鑑賞するのがベストだろう。
視覚的な暴力表現等は無く、不気味すぎる幸せという背筋が寒くなる不穏さが最大の売りの本作だが、どんなに長くても3時間程度という映画作品で描くにはやや説明不足な作品な気がする。豪華なキャストなのもそれを物語っており、どうせなら全員の物語も見せて欲しいとさえ思ってしまった。ここで描かれるのは日本人を含む社会が「当たり前」だと思っていた事に対する風刺だ。そこには人間のエゴからくる希望的観測だったり、支配欲だったりなど、人間の怖い部分が後半で怒涛の如く明かされる作品である。鑑賞後、「ドント・ウォーリー・ダーリン」というタイトルに込められた皮肉っぽいメッセージを感じ取れるか否かで、全体の感想や評価も変わってくるだろう。
うーん…。 マトリックスのニ番煎じというか、、。 物足りない感が。...
いつまで続けるつもりだったのかしら?
オリビアワイルドの怒り
年代も場所も謎のまま、カメラもグルグル回って
気持ち悪い夢の中にいるような錯覚から物語は核心へ。
妻は旦那の所有物じゃないんだ!と言う
オリビアワイルドの怒りが伝わって来ました。
謎が解けて来ると、だからこの時代設定なんだ、
この街なんだと言うのが分かって、気持ち悪いけど
気持ち良い。
男性優位の男が働いて、女は家にいろと言う息苦しさを
演出とフローレンスピューの演技がよく表していた。
男である自分も圧迫感で気持ち悪くなった。
始まりはオリビアワイルド、チャレンジし過ぎじゃない?考え過ぎじゃない?と思ったけど、
ブックスマートと言い、女の子の味方と言う視点は
一貫してるなと思いました。
フローレンスピューも凄まじく魅力的で
作品を見る度に好きになって行きます。
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