「ディストピア」PLAN 75 tomokuni0714さんの映画レビュー(感想・評価)
ディストピア
映画。と言えばわかりやすいが
大切な問題提供を行う映画。だと表現したら人はどう思うのだろうか?
死は国籍人種出自実績地位に関わらず等しく訪れる
イベントである。この死の捉え方が歪んだ時代に生きると
こう言う世界観に引き込まれるのだろうと思った。
つまりなにを言いたいかと言うと
死は決してネガティブで陰な世界に留まる出来事ではなく
ある人にとっては最高の機会。改変ポイントであると言うことでもあるのだが、その死すら遠のき、生のみが幸福とされる実世界に縛られて囚われる事態に、実世界の不幸と救われなさ。を感じずにはいられない◎
と言う、それこそがディストピアそのものである。と言う
事実に、現代実世界に生きる人のどれだけが気づいているのか?と言うことだろう。
僕は一度死に接して死にきれなかった部類の人間である。
それ故に、自然な死に憧れ恋焦がれる毎日を過ごしているのだ。
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