「殺すことが生きることか」生きててよかった nabejpさんの映画レビュー(感想・評価)
殺すことが生きることか
格闘技は、人を殺す向う側にいってしまう、その手前で留まるもの。
しかし本質としては殺しへ向かっていくベクトルがあり、やる者も見る者もそのベクトルがあるからこそとりつかれる。
正しさ=世間一般の常識から外れていることが、生きる実感(生きててよかった)となるのか。
格闘技映画としてテクニカルな面で論じる以上に、格闘技の本質に切り込んだ作品であり、評価は分かれるだろうが、その果敢さは評価したい。
コメントする