小説家の映画のレビュー・感想・評価
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カリスマ
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wikiによると『一般的には、特定の人物に宿る特別な能力や資質をあらわす概念である』とのこと
今作監督の映像作家が常々称賛されている勲章を皮肉に用いることで、"物語"を産み出すきっかけは何も頭から降って湧いてくるものではなく、日常の些細な偶然の隙間から滲み出るものとして、思ったことは躊躇せずやってみようとのエールに感じた 世のクリエーターのハウツーみたいな造りなのかな?
居心地の悪さ、酒が入っての本音、そんな人間臭さをモノクロームで描くと高尚なヒューマンドラマにみえてくるマジックも監督ならではである
長回しのカット等、俳優の技量を試される演出であるが、それぞれが期待を背負っての手数を充分に出してくれたと思う そして出来上がった劇中劇の女優の天然さは、素で持っている表情を描いていて、大変愛くるしい姿であった
今作自体がメタ構造というか、監督と女優の今伝えたい事として一本の作品にしてしまう力強さと良い意味での厚かましさにニヤリとしてしまう出来映えであった
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