「革ジャンでほろ酔いのキム・ミニ」小説家の映画 アプロさんの映画レビュー(感想・評価)
革ジャンでほろ酔いのキム・ミニ
とにかく、革ジャンでほろ酔いのキム・ミニがかわいい。
そして、ずっと横からのショットのみだったのに劇中劇でいきなり彼女が正面からのショットになり、完全に胸を打ち抜かれる。本編より先に撮っていたらしいが、まさに劇的な効果をあげていた。
モノクロの会話劇で観る人を選ぶ映画だが、登場人物の過去やそれぞれの関係や本当は何がしたかったのかなど想像が止まらなくなり、見終わった後が楽しくなる映画です。
・冒頭、ブックカフェ店主がめちゃくちゃパワハラしてた理由は?
・ジュニはなぜ過去の縁を完全に切ったブックカフェ店主の現在を知っていたのか
・ジュニはなぜブックカフェ店主を訪ねたのか
・映画を見終わったギルスの感想は
・アラームまでセットしたのにジュニとギルスの甥がロビーにいなかったのはなぜ
・ギルスの夫はなぜ1度も出てこないのか
などなど、いずれも様々に楽しく想像でき、とても開かれた映画だと思いました。
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