「待ってました、オゾン監督!」苦い涙 Sakikoさんの映画レビュー(感想・評価)
待ってました、オゾン監督!
恋に落ちたときの、あの切なく、苦しく、死にたくなるような感情を、なんともまあ、ユーモア豊かに描いたこと。色彩豊かなファッション、インテリア、音楽は、安定のオゾン監督の世界観ど真ん中。
美しい青年アミール、ふりまわされる太っちょ映画監督ピーター、助手のカールに、3人の女たち。映画ポスターそのまま、キャラが立ち過ぎ。。
ピーターが、娘の相談そっちのけで電話のベルに飛びついちゃうところ(間違い電話多すぎ笑)、音楽に乗せてダンスするところ、好きな場面です。
ピーター役のドゥニメノーシェ、「ザ・ビースト」(昨年の東京国際映画祭グランプリ)の俳優さんだったのですね!演技の幅、広いなぁ、、
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talismanさんのコメント
2023年6月11日
私も待ってました!オゾン監督ファンの初心者ですが、作品の幅がとても広くて笑いと明るさと軽やかがあってとても好きです。今回の映画は室内の色が濃厚でフランスらしくないところ、面白かったです