午前4時にパリの夜は明けるのレビュー・感想・評価
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フランス語の深夜ラジオの魅力
冒頭よりアンニュイな雰囲気のまま最後まで乗車しました。 母、娘、息子、それぞれが漠然とした不安を抱えて、少しトゲのある雰囲気。 互いを思いやる心があるけども、使い方がわからないといった感じのもどかしさはどこの国でも共通感覚ですね。 帰る場所のない小鳥を拾うところから少し家族の風が変わるんですけども、大波が起こるわけでもなく、日々は淡々と、そしてそれぞれの人生に転機が訪れるわけでもないところがフランス映画らしくて好きでした。 自分の人生が他人によって大きく揺るがされることは無い。 自分の人生は自分が主役。 と言ったところでしょうか。 それにしても、フランス語深夜ラジオの魅力よ。 眠れない夜にぽっとつけたラジオから聴こえてきたら寂しくて優しくて最高だなぁ
あ〜ぁ、退屈だった。評する言葉が見つからない。
タイトル通りで一言で言ってしまえば、女性の自立映画。フランス映画らしい繊細さを感じられるが、それがどうした。昔の栄光は何処へ行ったのだろう。 簡単に男女がベッドを共にするが、本当だろうか。昔とはいえ、良く煙草を吸う。呆れるほどだ。
自立
66本目。 今日2本目もフランス映画。 まあ時代がとは言え、スパスパと。 優しい映画だとは思うけど、ラジオで繋がった話で、それを軸に展開していくかと思ったら、微妙な感じで。 旅立ちと言うよりかは、それぞれの自立の話かな。 でも、俺の午前4時は、この映画館付近だよな、始発待ち、駅のシャッター開くまで、プラプラしてる。
あー、夜更かししたい
本作、初週の映画.comの評価はあまり高くない印象でしたが、IMDbの7.0の方に期待を寄せ、遅ればせながらの2週目で鑑賞です。連休中のシネスイッチ銀座は、比較的(本日の)サービスデイに無関係なシニアの皆さんが多かった印象です。 ちなみに暦通りの5連休中の私、初日の昨日にふと思ったことは「あー、夜更かししたい」。しかしながら、習慣と年齢には抗えません。しっかり0時過ぎの眠気に逆らわず、翌朝4時過ぎにトイレが我慢できずに目を覚まし、二度寝出来ても6時過ぎには起きて毎朝のルーティン。おそらく、残り3日も変わらないのでしょう。 元夫との別離、別居から精神的に参りつつも、二人の子供との生活を続けるため、結婚以来の専業主婦から脱却して働きに出ることを決心するエリザベート。ようやく手にした仕事は、自身も眠れない日々に聴き、そしてリスナーとして参加もして「救われた」深夜ラジオ番組のアシスタント(電話受付)。ある日の番組に出演する少女タルラとの出会いをきっかけに、エリザベートと子供たちに人生の変化が生まれます。 なお、本作は80年代のフランスが舞台。シーンの一部に当時の動画を織り交ぜつつ、全体的にも敢えてパキッとさせない柔らかい画だったり、深夜ラジオが一つの舞台であるため、窓から望む朝まづめ(夜が明けて明るくなり始めた頃から、日の出までの時間帯)の空と街の様子など全般、映像からも優しさが漂って感じます。 ただ、実際はミッテラン政権下で、不景気からの脱却を目指したものの成果はあがらないと言った厳しい状況で、大学生の長女ジュディットが政治活動に参加している様子や、タルラのように親の庇護を受けられずに路上生活を余儀なくされる若者も少なくなった時代です。 そんな、決して生きやすいとは言えない日常で、夫との離別による悲嘆と不安であまり眠れず、ついつい泣いて過ごしてしまう日々のエリザベート。決心して仕事を始めても、早々には巧くいかないジレンマでくじけそうになります。それでもタルラを捨て置けずに手を差し伸べるなど、いつも利他的な選択をするエリザベートの慈悲深さにただただ感銘を受けます。そして、いろいろあってもいずれ訪れる子供たちの巣立ち、またそんな彼女自身にも新しい人生と、終盤は本当に観ている私たちまで幸せを分けてもらえたようです。 私自身も兄の影響で子供のころからラジオを聴く習慣がありますが、最近は夜中の番組も便利にPodcastやradikoのタイムフリーに頼りがち。夜更かしして、ラジオを聴いて過ごす「ワクワク感」を思い出しつつ、やはり観てよかった一作と思いました。
バツイチのママと息子と娘。時々猫の様に居着く家出娘。ママの働くラジオ局。その7年間の日々をスケッチの様に描く。何も押し付けない、是非も善悪も問わない穏やかな映画。やはりフランス映画は“大人”だ。
①何気ないシーンに流れる音楽がとても良い。 ②ドラマチックな事など殆んど起きない淡々とした日々を紡いでいく映画、そういう映画が好きだ(対極の映画・演劇・小説の中でしか表現出来ない濃密なドロドロした人間群像も好きですが)。 でも何も起きないわけじゃない。その都度訪れる喜びや悲しみ、幸福や哀惜、涙や笑い、希望や絶望を等身大に、突き放すのでもなく、でもしつこいくらい密着するのでもなく切り取っていく“大人”の味わい。 同じような映画はどの国でもあるけれど、やはりフランス映画らしい味わいは他では求められない。 ③シャルロット・ゲンズブールは若い時は“お母さんに似たら良かったのに”と大変失礼な事を思っていたが、中年になって益々魅力が増しているのは、やはりこれもフランスならでは。 ④エマニュエル・ベアールは老けちゃったが、自立したキャリアウーマンをフェミニンに造形。これも如何にもフランス映画ならでは。 でもフランスの女優さんてタバコを持つ手がどうしてあんなにカッコいいのだろう。 追記:マチアスの高校での授業風景で「フランスはちゃんと現代史を教えてるんだ」と感心した。日本もキチンと学校で現代史を教えれば、もっと政治に関心を持つ人が増えてくるのでないだろうか。
80年代のフランス
80年代のパリを舞台に離婚後の母子と家出娘との交流を8年に渡り描く。 まず舞台となる81〜89年のフランスは初の左派ミッテラン政権で、若者にとって変化の希望を感じさせる時期だったというのが、同じ頃サッチャー政権で閉塞感ばかりが描かれるイギリスとの比較としても面白い。 それを背景に深夜ラジオや映画館、住宅事情など庶民の暮らしも興味深い。 一方で、シングルマザーの暮らしや不安、子供たちの自立や薬物汚染など現代と共通する課題もこの頃と変わらないよな…とも思い… そういう「あの時代」の空気を感じられるのがこの映画の最大の魅力かな。記録映像も含めそれを復元する努力は素晴らしいのだと思う。
疑似家族
一昨年の夏に『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』という映画の4K完全無修正版をミニシアターで観た。監督がセルジュ・ゲンズブール、主演がジェーン・バーキン、この映画の主人公シャルロット・ゲンズブールの両親である。1976年という時代背景もあるかと思うが、両親の映画は当時物議を醸した過激な内容になっていた。それに比べて、娘が出演しているこの映画は家族愛をテーマにした心温まるものに仕上がっている。ただ、シャルロット・ゲンズブールも、ランス・フォントリアー監督の作品では過激で異色な役柄を演じたらしい。
この映画では真っ直ぐな瞳が印象的な家出少女タルラの存在感が際立つ。エリザベートは深夜ラジオの聴取者参加コーナーに出演したタルラが行き場のないことを知り、自宅に連れ帰り、部屋を与える。この出会いを機に、エリザベートは悲観していた自身の境遇を見つめ直し、エリザベートの息子は、タルラと一緒に過ごすことによって学校では教えてくれない現実を学んでいく。彼女は義務教育しか受けていないが、世間知が高いのだ。息子はタルラをだんだん好きになっていくが、彼女は突然姿を消してしまう。数年後一家と再会する時には、薬物中毒になっているところがなんとも切ない。誰も助けてあげられなかったのか。でも、エリザベートの説得により、タルラは薬物を断つことを決意し、一家とは疑似家族となって、絆を深める。最後にシャンソンに合わせて家族みんなでダンスをするシーンがあるが、タルラも一緒になってダンスするところは微笑ましい。タルラのこれからの人生に幸あれと願わずにはいられない。
80年代には私もラジオの深夜放送をよく熱心に聴いていた。聴いているのは1人だったが、なぜかそこには1人であることを感じさせない親密な共同体ができあがっていたことを思い出した。
何年たってもこの余韻は心に残る感じ
“なまいきシャルロット”がバーキンとはまた別の意味でいい女になったなと… くわえ煙草がよく似合う、シャルロット萌え♡ 江國香織の世界観とちょっと似ていた、真夜中の静けさの中でひっそりと生きる人々。 この作品を思う度にそんな余韻が感じられる良い映画だった。
窓ガラス越しのパリ
これといったことが特に何も起こらない作品でしたが、マンションの窓ガラスから見えるパリがとても素敵でした。10年位前にシャルロットが「老けた自分を見るのが辛い」みたいな事を言っていたので、ヌードシーンのある本作は勇気がいったと思います。
5分過ぎたら入っちゃ駄目
映画の中で起こる出来事に比べて鑑賞者の心に残る事柄の何と多いことか。 現状を受け入れるのも,そこから前を向くのも,誰かの成功を願って敢えて立ち去るのも勇気を必要とするが,その勇気を振るう瞬間に後押しをしてくれる人がきっといる,と信じたくなる。 ラスト近く,一家が談笑してる写真にタルラが写っているところ,ぐっときました。 それにしても,みんなタバコ喫いすぎ。
(原題) Les passagers de la nuit
寄り添う人肌の温かさが癒す傷もあれば、時間だけが癒してくれる傷もある… シャルロットがほんとに美しいし家出少女のノエも魅力的だし 家族の関係もすごく良かったです。
年頃の息子を持つ母親はつらいよ
80年代のパリを舞台に、深夜ラジオのスタッフとなったシングルマザーと、その家族、そしてホームレス少女とのドラマ。 深夜ラジオならではのリスナーとの交流エピソードがあるのかと期待してたが、この話ってラジオ局である必然性がほとんど感じられなかった。 ラジオが主人公のドラマだと思うと物足りなさはあるが、1人のシングルマザーの生き様を描いた人間ドラマとしてまずまずの佳作。 まぁ年頃の息子のいる家に、若い女の子を拾って連れてくれば、ああなるよなぁとは思わざるにはいられない。 原題は「Las passengers de la nuit」(夜の乗客)。主人公の女性がスタッフを務めるラジオ番組のタイトルであり、夜の同じ時間を過ごす人々の関係性のドラマであることを示唆する素敵なタイトルだと思う。 それを踏まえたこの邦題も、オシャレかぶれ感はあるがいいタイトルだと思う。
80年代、フランス、アップデート
2022年。ミカエル・アース監督。1981年、パリ。病気がちで繊細な専業主婦は夫が家を出て落ち込んでいるが、高校生の娘と息子を育てなければならない。自身がファンだった深夜ラジオで職を得るが、仕事も人間関係もなかなか安定しない。路上生活をしている若い女性を助けるがその女性が息子と関係を深めていくことで、生活はさらに複雑になっていく。やがて新しい恋人ができ、娘も家を出て、広いアパートを売ることを決意する、、、という話。 シャルロット・ゲンズブールが繊細な女性をほとんど地で演じている。さすがというほかない。劇中でエリック・ロメール監督の、これまた繊細きわまりない「満月の夜」が上映され(ちなみにこれは傑作です)、劇中の人物が主演のパルカル・オジェにシンパシーを感じているあたり、きわめて80年代的な感覚が生き生きと表現されている。 なにがすごいって、80年代のフランス(パリ)が、生活レベルを「縮減」していく感じがよく表れていること。要するに、稼ぎ頭を失った家族がアパートを売る決意をするまでの話なのだが、娘も息子も特に偉大な人物になりそうな気配はないし、野心を抱いているようにも見えない。これといった志ももたず、生活レベルが徐々に下がっていくのが80年代のフランス(パリ)なのだ。同時にそれは、専業主婦が仕事を得て、繊細な感覚と折り合いをつけ、新しい恋人を見つけてたくましくなっていく過程(女性の社会進出)でもある。その背景にあるのは、新自由主義が根を張る以前の、社会党のミッテラン大統領の時代である(映画はミッテランの大統領選挙勝利の夜から始まる)。つまり、80年代のフランス(パリ)のある家族が、仕事やジェンダーについての感覚をアップデートしていく様子が丁寧に描かれている映画なのだ。
破壊の日が気になる…
夫が女をつくりアパートを借りて出て行ったことで子供たちを養うことになった専業主婦と仕事帰りに出会った18歳の少女の話。 養うと言っても長男は高校生?そして長女はその姉ってことで子育てはいらない感じですね。 深夜ラジオの電話受付の仕事に就いて、身の上話のコーナーに出てくれたタルラと出会いと始まっていくけれど、エリザベートはなんでも抱え込みたいタイプなんでしょうかね。 気付けば恋愛物語みたいな感じにもなっていたりもしたけれど、病んでる若者とその娘に惹かれちゃった息子だったり、初めての自立的な中年女性だったり家族の物語という感じだったのかな。 その時々展開していふドラマは色々と波があって面白かったけれど、終わってみたら特に引っ掛かるものはなかったかなという感じ。 女性が観たらだいぶ印象は違いそう。
深夜ラジオのような、闇もあるけど、心地よく、優しい映画
夫に出て行かれたエリザベートはジングルマザーになり、生活のために職を探す事に。出産までの短い期間しか働いたことがない彼女は、失敗しながらもラジオ局のスタッフとして働き始めます。1980年代のレトロな雰囲気や、主人公達が住む眺めの美しいアパートメントが素敵でした。内容的にもっと暗く表現する事もできると思いますが、彼女が担当しているリスナーに寄り添う深夜ラジオ番組のように、穏やかで優しく、観ていて癒されるようでした。
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印象的だったのが、息子が成人して家族皆んなで楽しそうに初めて選挙に行くシーン。
フランスではこのような家庭が多いのでしょうか?日本でも18歳から成人になったので、家族で初めての選挙に行く…なんて事が多くなるのかも知れませんね。
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思い返せば、冒頭の方で長女は試験が近いのにデモに参加しようとし、エリザベートから注意されるほど社会活動に意欲的です。
ラジオ局の仕事で出会った家出少女のタルラ(本人が言うには18歳)は憶測ですが両親に問題があり、職も無く、路上生活をしていました。彼女が振り向くタイトルバックも印象的です。
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観終わってすぐには気づきませんでしたが、この映画では人権がテーマとして描かれているのだと思いました。
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そしてシャルロット・ゲンズブールの魅力満載で、幾つになっても素敵でした!ラジオパーソナリティ役でエマニュエル・ベアールが出演していたのも嬉しい驚きでした。
涙と煙草の80年代パリ
原題「夜の乗客」は深夜ラジオの番組名で、番組が終わるのが午前4時。 人生は誰だって明るい時だけじゃない。 すべての人と関わり合うことはできないけれど、袖触れ合うも多生の縁ってこと? 涙と煙草が似合う80年代パリのお話。
時は移ろいゆく 人は?家族は?
1980年代のパリが舞台、ファッションは70年代のピチピチパツパツのベルボトムパンツややたら襟の大きなシャツスタイルから肩パットの大きなデザイナーズスーツへ、音楽もディスコミュージックからロックシーンへ、伝説のライブ・エイドも80年代の象徴ですね。 政治や文化が劇的に変貌していく中、今作の登場人物たちはどのシーンをとってもそれほど関係性に変わりはなく、一つの場所にとどまり続けているようにも見えてしまいます。 それでも地道に地道に、その歩みは止まっておらず、だからこそ物語の始まりである1981年とエンディングである1988年では年齢も人間性もそれぞれが成長を重ね、家族の中での立ち位置も驚くほどの変わりよう、それでも互いに愛し合いながら絆を深めているなぁと感じ入りました。 当時の映像も盛り込んでいるようで、なんだか温かみのあるスクリーンに心の中にも温かな気持ちが生まれました。 でき得るならば、家族の元を去ったタルラにも幸せが降り注いでいる未来が待っていてほしいものだと願わずにいられません。 特筆すべきトピックはないものの、家族のあり方を再認識させてくれる作品でした。
ややメッセージ性が何かという点がわからない…。
今年129本目(合計780本目/今月(2023年4月度)24本目)。 ※ 移動トラブルで最初の5分の視聴が抜けています。 さて、こちらの映画です。1日にフランス映画を2本以上見るのも珍しいのではないか…と思えます。 結構前から楽しみにしていたのですが、多くの方が書かれている通り、映画の述べる主義主張というのがあまり感じられないのですよね…。実はそういうのはあまりなくて、1980年代のパリを舞台にした、当時の女性の人権を背景にしながら仕事に就くことや育児(子育て)と仕事の両立ほかを描いたもの…という見方も可能です(同じフランス映画でも「トリとロキタ」」のようなメッセージ性はほぼほぼ見当たりません)。 逆に言えばそういう「映画の述べる主義主張」がほぼほぼ見当たらないことの反対解釈から、当時の1980年代のフランスの文化を描いてそれを見る、というようにも取れると思います。おそらくそれが正解ではないかな…と思います。一方で、この映画で大きなファクターを占める「もう一人の主人公」に関してはやや描写が不足していて(当時のフランスの福祉行政では、適切な児童福祉につなげることが実際問題無理であった、ととらえることも十分可能)、ここは評価が分かれそうな気がします(現在の2022~2023年でこれを「継続して」行うと、未成年誘拐などに問われてもおかしくがない事案ではあります)。 まぁ、しいて言えば個人的には、それでも「かすかに感じられた」、当時の1980年代のフランスの女性の生き方のむつかしさ(就職や子育ての両立など)、あるいは、本作品の主人公の役であるところのシャルロットさんの応援枠ではないかな…という気がします(そういえば、彼女は2023年にもう一つ、日本基準でもう1作登場作品があるそうです)。 そこまで考えると、映画として理解は難しくはなく(主義主張がないという点は、おそらく「そもそも存在しない」ととらえることが可能)、淡々と当時のフランスの事情について描写されている点についてはある程度評価は高いです。 なお、R15指定の映画なので注意が必要です(やや違法性の強い行為や、大人の営みほかがひっかかったものと思われます)。 採点に関しては、特に気になる点はないのでフルスコアにしています。 (減点なし/参考/「「ラ・ロシェル」の出身なんです」の部分) ・ パリからはかなり離れた、大西洋に面する港町の一つで、百年戦争や三十年戦争においてはしばしば戦いの舞台となった場所でもあります(規模の大きな港町であったし、今ももそうであるように、当時からここを攻略することが一つのファクターとみなされていた)。 この部分はそれしか出ず、ラ・ロシェルに実際に行ってみるだの何だのという展開になりませんが、一応、史実上大きなファクターを占めており、フランスではそこそこ有名なところではあります(いわゆる港町の中では最大規模を誇ります)。
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