「自分の身体のことは」コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話 ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の身体のことは
冒頭からの普通の幸せな家庭のシーン、そうした主人公すら自身の身体に対する判断を自ら下すことが出来ないのだという状況を伝えるためとは分かるが、ちょっと退屈だった。
しかしいざジョイが自ら歩き始めてからは実にテンポが良いし、ユーモアたっぷり。だんだん調子に乗ってきて教えろと迫るあたり、自分の出来ることが嬉しくて仕方ない様子、上手く描いていると思う。
結局、自分の身体のことは自分で決めることが出来なくてはならないし、他人の役に立つことは楽しいし自尊心にも繋がる。
終盤の解決策にはちょっと賛成できないし、最高裁の判断までの展開を飛ばすんじゃなくて観たかったなとは思うが。
しかし旦那とケイト・マーラとのあのシーン、要る…?
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