「登場人物一人一人の扱いが雑。」きさらぎ駅 ほいすさんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物一人一人の扱いが雑。
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チンピラを筆頭に各キャラの性格が誇張されることで、かえって作り物感が強調されている。サラリーマンについても、困ってる人を見捨てないという思惑から助けたのに次のシーンであっさり置き去りにする場面とか意味不明。
主人公も閉じ込められた彼女を助けたいのか、それとも興味本位できさらぎ駅に行ったのか、動機が曖昧なので、ラストの選択も気持ちが乗らない。佐藤江梨子だけは信念がしっかりしており、その部分の逆転要素は良かった。
初回のきさらぎ駅はモノローグで一人称視点で、次は三人称視点にしてるのは飽きさせない工夫を感じた。が、新たな展開である家の中は期待させておいてあっさり脱出したんで、もっと盛り上げられなかったかな、と気になった。
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