「異世界と光の扉をどうとるか」きさらぎ駅 maruさんの映画レビュー(感想・評価)
異世界と光の扉をどうとるか
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見終わった印象は、(ホラー系脱出ゲームだなぁ…)(無料アプリであったら1位取れそう)でした。
都市伝説に興味があるヒロインが、電車で起きたら(自分の意志で行こうとして行っているが)異世界にいた。異世界の脱出方法を生存者に取材していたので、攻略通りに脱出を試みたら途中まで順調だったが最後…というお話。
「きさらぎ駅」という名前に意味はなく、なぜその場所(きさらぎ駅)が存在するのかの説明もなく、登場人物が異なる(佐藤江梨子・ヒロイン)脱出ゲームが劇中2回行われる。
ラストに大きな目が空から睨んでいたので、その目はその「異世界の目」であり、その異世界は、人間の持つエネルギーのようなものを必要としていて、ふと迷いこんだ人間のエネルギーを「黒い血管」で運んでいるのかもしれない。
異世界に迷い込んでいるというより、「異世界の腹or体の中にいる」という前提でみると、血管があちこちに発生したり、人体発火の不可思議な要素も説明がつく。体内に入った不純物を白血球が退治しているような。この異世界にとって人間は「異物」であり、外に吐き出すか、体内で退治するしかない。という例えからいうと、あの光の扉は異世界の肛門という(真剣に)風にも取れる。そう思うとおもしろいかもしれない。
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