劇場公開日 2022年5月6日

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「他の登場人物のキャラクターも掘り下げると悲惨さが増した」チェルノブイリ1986 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5他の登場人物のキャラクターも掘り下げると悲惨さが増した

2022年5月7日
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2022年劇場鑑賞105本目。
今世界から好感度爆下げ中のロシアの作品。これが戦争映画とかだとふざけんなという所なのでしょうが。
原発事故を描いた作品といえFukushima50がありましたが、1986年と2011年、あとチェルノブイリ後かどうかでこれほど現場への人間への配慮が違うのかと。
放射能ダダ漏れの中なんの装備もなく突っ込んでいって体質だけで平気な理由と言われても納得できないものもありますが。
結局主人公のバックグラウンドを描くのに全振りしてしまった為一人の人物が何回も放射能汚染の中へ特攻する羽目になってしまうのだと思います。3人くらいの主人公にして、行く度戦線離脱する方が何人もが悲壮な覚悟で災害に立ち向かったというヒロイズムを際立たせられたのではないかと思いました。

ガゾーサ