「会話の力。」カモン カモン miharyiさんの映画レビュー(感想・評価)
会話の力。
子どもと大人が絡み合う作品は大好きなんだけど、
あえて映画にするような内容かなって、途中からつまらなくなった。
普通の、ほぼ一般的な生活風景の描写作品としか思えなかったの。
というもの、子どもって純粋とか無垢ではなくて、
経験が少ないから、たくさんの疑問が生まれて当然だし、
言葉も知らないから、それが突拍子もないメルヘンだったりするのは至極当然。
見るもの全部不思議で面白いから飛んだりはねたり危険なほうへ脱線しちゃうしね。
それに対する大人の答えや行動がどう出るかってことですよね。
子育てしていたときの自分とホアキンが重なる場面があって、
大人だって聖人じゃないんだから、いつも反省しながら子どもと向き合っていたことを
思い出した。
そして、子どもが大人になった今でも言葉を選んで会話をしている自分がいる。
子育てって子どもが何歳になっても続くのかもね。
一番大切なことは、この作品でも描かれているように、会話、なんだと思う。
見えないものを引き出したり、興味を持たせる道を作ってあげるのも
会話(コミュニケーション)から生まれるんだと強く感じた。
コメントする