ダンスバトルのレビュー・感想・評価

裕福な生活を送っていた主人公が父親の破産により生活が一変してしまい、モダンダンスよりもヒップホップ、お金持ちの彼よりもヒップホップダンサーの彼に揺れ動き郷に入っては郷に従い最終的な居場所を見つける話しでB級感もあったがこういうの嫌いじゃない。ダンスバトルというタイトルがついてる割にはダンス対決のシーンが少なかったが個人的にはミカエルのダンススタイルの方が魅力的だった。

よくあるブルジョワから転がり落ちて、学校もクビになってヒップホップに目覚めてメキメキ実力つけるぜ〜

的な作品だと思って観たら、全然違ったw

あくまでも、主人公のアマリエはラストまでブルジョワジーであることを偽り続ける。
家を差し押さえられて、急にゲットーな区域に引っ越し、そこから友達にも彼氏にも本当のことは言わずに、留学チャンスのオーディションを狙い続け、パーティに参加。
そもそも学費払えないでしょ…？ご飯も買えないのにどうなってるんだ、というツッコミは置いておいて。

ブルジョワのプライドが全然引っ込まずに、ゲットーなミカエルともイチャコラ。
そら、天罰くだっちゃうよね、てかミカエルもGPSで跡つけちゃダメでしょ。あ、またツッコミどころが…。

ダンスも、モダンダンスがヒップホップに転換してるようでしていない感じやそこまでうまくない（うまく見えないだけ？）な感じもモヤモヤ。

最後だけモブキャラがダンス大会に来てアマリエを後押しするんだけど、どこでその情報手に入れたの？？？そんで、全然仲良くなかったじゃん？？？ってラストも突っ込める。そんな作品。