「文学的であり、物語の進め方にミュージカル的な要素を持ってきた。」マイ・ニューヨーク・ダイアリー 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
文学的であり、物語の進め方にミュージカル的な要素を持ってきた。
「プラダを着た悪魔」と設定が近いところにある。
が、決定的に違うのは、プラダはお洒落なコメディで
こちらは文学的要素が入った成長物語です。
若者の夢は大きく広いが、
時に揺れ動き、志しを失うこともある。
実際に経験した原作者の揺れ動きを
一風変わった演出で問いかけてくる。
現実的ではないところは音楽的に処理し
現実的なところは落ち着いたカメラワークで見せた。
鑑賞後は何だかフワッとした気持ちになる。
凄い、とはいえないが、良い映画だと思う。
「ライ麦畑…」を読んでいると
入り込みやすい物語です。
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