「画面が綺麗」マイ・ニューヨーク・ダイアリー デブリさんの映画レビュー(感想・評価)
画面が綺麗
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タイプライターと柄シャツのミント色とか、間仕切壁とタイツのクリムゾンレッドとか、韻を踏んでくる色使いが好き。アングルも気持ちいい。野心的ではなく、誰からも嫌われない画づくりなので、音楽でいうイージーリスニングみたいな感じはあるけど。
ストーリーも『プラダを着た悪魔』出版エージェントVer.のようで見やすい。
ただ、同棲した彼氏は、最初からどこがいいのかまったく分からず、最後になって「愛してなかった」って、いやそりゃそうでしょうよとしか。書くことに向き合えずに、書くことの周辺(ワナビーや業界人?と付き合うとか)でお茶濁してしまっていた時代の象徴なのかな、あの彼は。
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